2013年3月25日
フォーティネットジャパン株式会社

  • 米国時間2013年3月12日に発表されたプレスリリースの抄訳です。

韓国の農協銀行が重要なネットワーク制御センターの保護ソリューションにフォーティネットを採用

採用された高性能の次世代ファイアウォールFortiGate-3950Bは、20 Gbpsのスループットと業界最高レベルのアプリケーション制御機能とWebフィルタリング機能を提供

高性能ネットワークセキュリティの世界的リーダーである、フォーティネット(Fortinet®、NASDAQ:FTNT)は本日、韓国の農協銀行(Nonghyup Bank)が新設したネットワーク制御センターを保護するためのコア セキュリティ ソリューションとしてフォーティネットの次世代ファイアウォールであるFortiGate-3950Bを採用したことを発表しました。農協銀行は、世界最大の協同組合の1つで1,500万人の会員を擁する農業協同組合(NACF)の子会社であり、全国に展開しています。

高度化する無数の攻撃に直面している農協銀行は、2012年末に自行のコア ネットワーク セキュリティ プラットフォームの強化を開始しました。農協銀行が特に必要としていたのは、効果的なアプリケーションの制御、ユーザー別に詳細なセキュリティ ポリシーを施行、Webフィルタリング、そしてネットワーク トラフィックを最適化する高性能なセキュリティ ソリューションでした。

さらには、国内に広がる全支店からのインターネット トラフィックを新設された中央データセンターにルーティングし、一括制御と管理を実現するためには、拡張性があり、信頼性の高いセキュリティ ソリューションである必要がありました。

フォーティネット、Check Point社、Palo Alto Networks社など、国内外の主要なセキュリティ ベンダ9社が農協銀行のベンチマーク テストに参加し、自社ソリューションのシステム パフォーマンス、セキュリティ、および管理機能を実証しました。

「フォーティネットは当行のベンチマーク テストにおいて、セキュリティ要件を満たす高いパフォーマンスを発揮しました。その結果、フォーティネットをセキュリティ ベンダに選択することになりました」と農協銀行のIT部門担当者は話します。「フォーティネットのベンチマークの結果は、最新のセキュリティ テクノロジーの実力を証明するものでした。今後何年にもわたり、あらゆるセキュリティ要件を満たしてくれる当行の基盤として、FortiGate-3950Bの採用を決定しました」

ベンチマーク テストではフォーティネットのFortiGate-3950Bが、ファイアウォール、IPS、およびアプリケーションの制御機能に対して20 Gbpsのスループットを発揮し、競合製品を圧倒しました。また、1,500バイトと64バイトの両パケットサイズにおいて、ワイヤスピードに近いパフォーマンスを達成しました。これは、従来からの有線だけでなく、モバイルやVoIPのトラフィックのQoSを維持するためにも非常に重要な結果です。さまざまなパケットサイズで高いパフォーマンスを発揮したことが、農協銀行が競合ソリューションではなくフォーティネットを選択した最大の理由の1つです。

FortiGate-3950Bはまた、アプリケーション制御、およびWebコンテンツのフィルタリングと監視においても傑出していました。本アプライアンスの優れたアプリケーション制御とWebフィルタリングのセキュリティ機能およびサービスは、FortiGuard Labsによってサポートされています。FortiGuard Labsは現在、約2,500のアプリケーションをサポートしており、必要に応じてカスタマイズを加えることで、任意のアプリケーションのサポートが可能です。FortiGateのWebフィルタリング機能は、79種類のカテゴリと1億800万件以上の評価済みWebサイトに基づいて、不要なコンテンツをブロックすることも可能です。これにより、従業員の生産性を高めると同時に、リスクにさらされる危険性を低減します。

農協銀行はFortiGate-3950Bの導入後、ネットワーク セキュリティ環境の標準化に成功しました。ネットワークの一元化によって制御センターに送信されるインターネット トラフィックは増加したものの、FortiGate-3950Bは管理・構成の容易さはそのままに、データを迅速に処理することができます。コンプライアンス要件に応えるようにポリシーを設定/変更する作業は、簡単で短時間で完了します。

「フォーティネットのエンタープライズクラスのセキュリティ アプライアンスは、実環境に則したテストで競合に勝ち続けています。FortiGate-3950Bは、約束したとおりのパフォーマンスを発揮しました。これは、フォーティネットのソリューションに組み込まれているテクノロジーと研究開発のイノベーションの証です」とフォーティネットのインターナショナル セールス & サポート担当シニア バイスプレジデントであるPatrice Percheは述べています。「フォーティネットは、市場で最も優秀な次世代ファイアウォールを開発し、世界中の金融サービス業界、政府機関、および大企業のお客様に一層のセキュリティと制御機能を提供することにコミットしています」

フォーティネットについて (www.fortinet.com)
フォーティネットは(NASDAQ: FTNT)ネットワーク セキュリティ アプライアンスのワールドワイド プロバイダであり、統合脅威管理(UTM)のマーケット リーダーでもあります。フォーティネットの製品とサブスクリプション サービスは、ダイナミックなセキュリティ脅威に対抗する広範で高性能な統合プロテクション機能を提供しつつ、ITセキュリティ インフラの簡易化も実現します。フォーティネットの顧客には、米フォーチュン誌が選出する2012 Fortune Global 100の大部分を含む世界中の大規模企業、サービスプロバイダ、行政機関が名を連ねています。フォーティネットのフラグシップであるFortiGate製品はASICによる高速なパフォーマンスを誇り、アプリケーションやネットワークの脅威から保護する多層セキュリティ機能が統合されています。フォーティネットの幅広い製品ラインはUTMにとどまらず、エンドポイントからデータベースやアプリケーションなどの境界やコアに至る大規模エンタープライズのセキュリティを保護します。フォーティネットは本社をカリフォルニア州サニーベールに構え、世界中にオフィスを展開しています。

Copyright© 2013 Fortinet, Inc. All rights reserved. 「®」および「TM」マークはいずれも、Fortinet, Inc.とその子会社および関連会社の米国における登録商標および未登録商標であることを示します。フォーティネットの商標には、Fortinet、FortiGate、FortiGuard、FortiManager、FortiMail、FortiClient、FortiCare、FortiAnalyzer、FortiReporter、FortiOS、FortiASIC、FortiWiFi、FortiSwitch、FortiVoIP、FortiBIOS、FortiLog、FortiResponse、FortiCarrier、FortiScan、FortiDB、FortiVoice、FortiWebなどが含まれますが、これらに限定されるものではありません。その他の製品名およびサービス名等は、各社の商標である場合があります。フォーティネットは、本プレスリリース内の第三者に帰する声明、認可またはテストについては、検証を行っておらず、また、このような第三者に帰する声明を承認するものではありません。本プレスリリースは、保証または債務保証、または契約として一切拘束を受けるものではなく、記載された製品仕様または製品性能は、ある特定の環境や条件のもとで計測されていることがあります。また、本プレスリリースには、将来の見通しに関して不確実性および仮説を伴う記述が含まれている場合がありますが、本不確実性が現実になったり、あるいは本仮説が正しくないことが判明したりする場合、明文的あるいは暗黙的に記述された内容と異なる結果が生じることがあります。これには、サイバー犯罪活動の動向予測に関する記述などが含まれますが、これに限定されるものではありません。このような動向は予測することが困難であり、また、このような動向に関する公開予測や期待事項は結果として正しくないことがあります。フォーティネットは、このような将来見通しを改正する義務を一切負うものではなく、また改正を発行することもありません。