2013年4月3日
フォーティネットジャパン株式会社

  • 米国時間2013年3月18日に発表されたプレスリリースの抄訳です。

Eurosport、フォーティット製品によりネットワークセキュリティを標準化

フォーティネットのソリューションが、欧州17か国にわたるスポーツTVチャンネルの有線および無線ネットワークの堅牢なセキュリティを実現

高性能ネットワークセキュリティの世界的リーダーである、フォーティネット(Fortinet®、NASDAQ:FTNT)は本日、欧州の第1位TVスポーツネットワークEurosport Group(以下Eurosport)が、欧州、中東、アジアの17カ国で勤務する1,000名の従業員のネットワークを保護する目的で、FortiGateネットワークセキュリティアプライアンスを導入したことを発表しました。また、Eurosportは、フォーティネットのFortiAPワイヤレスアクセスポイントを導入し、従業員に安全なWi-Fiアクセスを提供しています。フォーティネット製品が選定されたのは、パフォーマンス、二重化機能、そして管理と配備のしやすさが評価されたためです。

Eurosportは、54か国の1億3千万の家庭に20か国語で番組を放送しています。フランスのイシーレムリノーに本社を置き、欧州、中東、アジアのドイツ、イタリア、オランダ、スイス、スウェーデン、ノルウェー、フィンランド、ポーランド、スペイン、イギリス(2拠点)、ギリシア、ポルトガル、アラブ首長国連邦、日本、および香港に17のオフィスを有します。

2012年、Eurosportは、それまで導入していたチェックポイント社およびジュニパー社のファイアウォールを、ファイアウォール、SSL、VPN機能を統合し柔軟な管理を実現するソリューションへと刷新する決断を下しました。競合企業のソリューションを評価した後に、EurosportのIT部門は、FortiGateを選定しました。その理由として、さまざまなサイト要件に適合するフルレンジのパフォーマンスレベルを実現する製品ラインナップ、チェックポイント社の製品と比較して3倍のパフォーマンスの実現、シンプルで費用対効果に優れる二重化オプション、すべてのユーザーのアイデンティティベースの認証やファイアウォール構成などの重要な機能、そして管理の容易さが評価されたためです。

「当社は、17か国にオフィスを構えていますが、各オフィスに専任の技術担当者を置くことはできません。そのため、最も優先された要件は、管理の容易さでした。フォーティネットはUSBキーを使用してデバイスを簡単に構成および更新できる機能を提供しており、当社の要件を完全に満たしてくれた唯一のベンダーでした。たとえば、東京にあるアプライアンスを構成する場合ですが、セットアップファイルとデバイスに統合するファームウェアを電子メールで東京オフィスのセールスチームに送信します。彼らは、これらのファイルをUSBメモリに保存して、起動前に、フォーティネットのアプライアンスに接続します。その5分後には、FortiGateが運用可能になるのです」とEurosportのネットワークおよびセキュリティプロジェクトマネージャーのThierry Landeau氏は述べています。

広い帯域幅を確保するという要件があるため、3台のフォーティネットクラスタがフランスにあるEurosport本社に配備されています。ひとつのクラスタには、2台のFortiGate-1000Cアプライアンスがあり、他の2つのクラスタは、2台のFortiGate-200Bから構成されています。さらに、15台のFortiGate-80Cクラスタがオランダ、ノルウェー、デンマーク、フィンランド、ポーランド、スイス、ギリシア、イタリア、スペイン、ポルトガル、アラブ首長国連邦、日本、および香港オフィスに導入されています。50名近い従業員が勤務する大規模なオフィスの帯域幅要件を満たすために、イギリス、ドイツ、およびスウェーデンのオフィスには、4つのFortiGate-110Cクラスタが導入されました。

企業ネットワークにおけるスマートフォンやタブレットなどのモバイルデバイスの利用が普及し、その利用が拡大していることから、Eurosportは、利用可能なEurosportのサービスをモバイルプラットフォームで効果的にデモンストレーションするために、従業員、特にセールスチームに安全なワイヤレスインターネットアクセスを提供することを決断しました。ここでもまた、IT部門は、アルバネットワークス社などのワイヤレスネットワークセキュリティの専門のベンダーではなく、フォーティネットを選定しています。
「フォーティネットのFortiGateアプライアンスには、ワイヤレスコントローラーが付属しています。Eurosportが使用しているベンダー製品をできるだけ標準化し、複数のライセンスや管理方法を回避するために、フォーティネットのFortiAPワイヤレスアクセスポイントを選択することは理にかなっていたのです」とEurosportのシステム、ネットワークおよびテレコムマネージャーであるPascal Delorme氏は述べています。

「フォーティネットのFortiAPはモバイル環境の最適化における当社の要件を完璧に満たしてくれました。FortiAPによって、Wi-Fiを標準化でき、同じ名前と同じSSIDをすべてのオフィス全体の各ユーザーに割り当てることができるようになりました。これにより、今では、パリのオフィスのWi-Fiに通常接続するEurosportの従業員は、同じSSIDとパスワードが関連付けられているグループ内の別のオフィスにもログインできます」とEurosportのネットワークおよびセキュリティエンジニアのNicolas Perrault氏は述べています。

現在までに、さまざまなオフィスに23台のFortiAP-220Bワイヤレスアクセスポイントが導入されました。2012年の4月からリモートサイトへのFortiGateおよびFortiAPデバイスの導入は段階的に進められており、現在は実装の最終段階にあります。一元的な管理システムであるFortiManager-100Cを使用して、フランスの本社からすべてのソリューションがリモート管理されています。レポート作成はFortiAnalyzer-400Bを介して処理されており、EurosportはFortiGateから毎日のログを安全に収集して、技術的なレポートとセキュリティイベントに関する統計情報を生成できるようになりました。

「Eurosportが当社のお客様になっていただいたことを非常に嬉しく思います。フォーティネットのソリューションを導入することで、管理を合理化することができ、費用面での利点を享受しながら、インフラストラクチャ全体のセキュリティを向上し、管理機能を拡充することができます。完璧な統合型のハイパフォーマンスアプライアンスと今日の企業で求められる最重要なセキュリティサービスを提供することで、Eurosportのようなグローバル企業にとってのエンドツーエンドのセキュリティパートナーでありつづけたいと考えています」とフォーティネットの国際セールスおよびサポートのシニアバイスプレジデントのPatrice Percheは述べています。

Eurosport Groupについて (http://www.eurosportcorporate.com)
Eurosport Groupは、欧州最大級のスポーツエンターテイメントグループです。欧州全体で第一位のTVチャンネルであるEurosportは、20か国語で54か国の1億3千の家庭に放送されています。Eurosport HDは、Eurosportの高解像度のサイマル放送です。Eurosport 2は、46か国で18か国語で6千2百万の家庭に放送されています。Eurosport 2 HDは、2009年8月にサービス提供が開始されています。Eurosport Asia-Pacificは、17か国に配信され、2011年の9月にHDチャンネルが開始されています。Eurosport Newsは、世界に向けて発信されているスポーツニュースチャンネルです。欧州第一位のオンラインスポーツサイトであるEurosport.comのユニークユーザーは、ドイツ、スペイン、イタリアおよびイギリスにあるYahoo!との共同ブランドサイトを含めて、11言語のスポーツWebサイトの国際的ネットワーク全体で、2千3百万を超えています(comScore調べ)。Eurosport.comが無料のモバイルアプリケーションは、10言語で利用可能です。EurosportのWeb TVサービスであるEurosport Playerは、ライブおよびオンデマンドのスポーツ動画を53か国のファンのPCで提供しており、モバイルアプリケーション向けのプレーヤーは最大で34か国で利用可能です。Eurosport Eventsは、同グループにおける国際スポーツイベントの管理と販促に関する専門部門です。

フォーティネットについて (www.fortinet.com)
フォーティネットは(NASDAQ: FTNT)ネットワーク セキュリティ アプライアンスのワールドワイド プロバイダであり、統合脅威管理(UTM)のマーケット リーダーでもあります。フォーティネットの製品とサブスクリプション サービスは、ダイナミックなセキュリティ脅威に対抗する広範で高性能な統合プロテクション機能を提供しつつ、ITセキュリティ インフラの簡易化も実現します。フォーティネットの顧客には、米フォーチュン誌が選出する2012 Fortune Global 100の大部分を含む世界中の大規模企業、サービスプロバイダ、行政機関が名を連ねています。フォーティネットのフラグシップであるFortiGate製品はASICによる高速なパフォーマンスを誇り、アプリケーションやネットワークの脅威から保護する多層セキュリティ機能が統合されています。フォーティネットの幅広い製品ラインはUTMにとどまらず、エンドポイントからデータベースやアプリケーションなどの境界やコアに至る大規模エンタープライズのセキュリティを保護します。フォーティネットは本社をカリフォルニア州サニーベールに構え、世界中にオフィスを展開しています。

Copyright© 2013 Fortinet, Inc. All rights reserved. 「®」および「TM」マークはいずれも、Fortinet, Inc.とその子会社および関連会社の米国における登録商標および未登録商標であることを示します。フォーティネットの商標には、Fortinet、FortiGate、FortiGuard、FortiManager、FortiMail、FortiClient、FortiCare、FortiAnalyzer、FortiReporter、FortiOS、FortiASIC、FortiWiFi、FortiSwitch、FortiVoIP、FortiBIOS、FortiLog、FortiResponse、FortiCarrier、FortiScan、FortiDB、FortiVoice、FortiWebなどが含まれますが、これらに限定されるものではありません。その他の製品名およびサービス名等は、各社の商標である場合があります。フォーティネットは、本プレスリリース内の第三者に帰する声明、認可またはテストについては、検証を行っておらず、また、このような第三者に帰する声明を承認するものではありません。本プレスリリースは、保証または債務保証、または契約として一切拘束を受けるものではなく、記載された製品仕様または製品性能は、ある特定の環境や条件のもとで計測されていることがあります。また、本プレスリリースには、将来の見通しに関して不確実性および仮説を伴う記述が含まれている場合がありますが、本不確実性が現実になったり、あるいは本仮説が正しくないことが判明したりする場合、明文的あるいは暗黙的に記述された内容と異なる結果が生じることがあります。これには、サイバー犯罪活動の動向予測に関する記述などが含まれますが、これに限定されるものではありません。このような動向は予測することが困難であり、また、このような動向に関する公開予測や期待事項は結果として正しくないことがあります。フォーティネットは、このような将来見通しを改正する義務を一切負うものではなく、また改正を発行することもありません。