2013年4月18日
フォーティネットジャパン株式会社

フォーティネット、超高速コンテンツセキュリティを実現したハイエンドからミッドレンジの4モデルのFortiGateを発表

最新の独自開発の専用コンテンツプロセッサーFortiASIC CP8を2個搭載したFortiGate-3600Cを始め、高速ネットワークで強固なセキュリティを実現

高性能ネットワークセキュリティの世界的リーダーである、フォーティネット(Fortinet®、NASDAQ:FTNT)は本日、最新の専用コンテンツプロセッサーFortiASIC CP8を搭載したFortiGate-3600C、FortiGate-3240C、FortiGate-800Cアプライアンス、およびFortiGate-5001Cブレードを発表いたしました。

FortiGate-3600Cは、インターネットサービスプロバイダー、データセンター、および大企業向けに開発され、高速ネットワークに統合セキュリティ機能を提供します。3Uの筐体には、コンテンツセキュリティ機能に特化したFortiASIC CP8プロセッサーを2個搭載し、アプリケーション層のセキュリティを強化しました。ウイルス対策機能はフロー型で18 Gbps、プロキシ型で5.8 Gbps、SSL-VPNスループットは5.3GbpsとFortiGateアプライアンス最速の性能を誇ります。12の10 GbEインタフェースと18のGbEインタフェースを装備し、かつ同時に、汎用プロセッサーに比べ格段に低い消費電力で同性能のスループットを実現でき、環境への配慮が求められている企業の電力消費を抑えることが可能です。

FortiGate-3240Cは、2Uの筐体で40 Gbpsのファイアウォール性能と高いセキュリティ機能を備えています。ファイアウォールのレイテンシは4μsで、最大500の仮想UTM(VDOM)機能を実現でき、セキュリティサービスプロバイダーの厳しい要求にも応えることが可能です。

FortiGate-800Cは、コンパクトな1Uの筐体に2つの10 GbE インタフェース、20のGbEインタフェースおよび2ペアーのバイパスポートを搭載し、20 Gbpsファイアウォール、6 Gbpsの不正侵入検知/防御など、中堅企業および大企業の支店などに必要とされるネットワークセキュリティを提供します。

FortiGate-5001Cは、40 Gbsのファイアウォール性能と高いセキュリティ機能を備えた、ATCAシャーシに追加可能なセキュリティブレードです。FortiASIC CP8を採用することにより、より高速な不正侵入検知/防御、ウイルス対策などのコンテンツセキュリティを実現します。

本発表モデルを含む、全てのFortiGateは同一のオペレーションシステムで稼働しており、最新のFortiOS 5.0を利用可能です。

FortiASIC CPについて

FortiASIC CP(コンテンツプロセッサー)は、FortiASIC NP(ネットワークプロセッサー)と共に、フォーティネットが独自に開発した専用プロセッサーで、コンテンツセキュリティ機能に特化することで、高速なセキュリティを実現します。また、FortiASICは汎用CPUに比べ低消費電力で高速処理が可能となり、データセンターなど高速処理と消費電力の削減と言う相反する性能が求められる環境に、最適なソリューションを提供します。

FortiOS 5.0 について

FortiOS 5.0には、150以上の新機能の追加と機能強化が行われています。その結果、あらゆる規模の企業において、増大する脅威に対する防御機能が強化され、急増している新しい種類のモバイルデバイスやアプリケーションを管理し、ネットワークを保護することが可能となりました。

主な新機能

  • セキュリティ機能の強化:クライアント・レピュテーション機能により、企業は、過去の挙動に基づいて決定された各デバイスの危険度を把握できるようになりました。また、ゼロデイ攻撃をリアルタイムで特定できる新しい高度なマルウェア検出システムには、サンドボックスやボットネットIPレピュテーションなどFortiGate上の挙動ベースのヒューリスティック エンジンと、クラウドベースのアンチウイルスサービスが組み込まれました。FortiOS 5.0は、第三者機関の評価を受けた優れたアンチウイルス・エンジンで、今日の巧妙なマルウェアに対する高度な多層防御を提供します。
  • 管理機能の強化:デバイスを特定し、デバイスタイプ/デバイスグループ、ロケーション、用途に応じて特定のアクセス ポリシーおよびセキュリティプロファイルを適用することによって、モバイルデバイスとBYOD環境を保護します。
  • レポートおよび分析機能の強化:ロケーション、データ、およびアプリケーションのプロファイルに基づいて、ユーザおよびゲストのロールベース ポリシーをカスタマイズできるようになり、格段にインテリジェンスが向上しています。管理者はネットワーク、ユーザ、デバイス、アプリケーション、および潜在的な脅威に関してより詳細な情報を利用できます。

フォーティネットについて (www.fortinet.com)
フォーティネットは(NASDAQ: FTNT)ネットワーク セキュリティ アプライアンスのワールドワイド プロバイダであり、統合脅威管理(UTM)のマーケット リーダーでもあります。フォーティネットの製品とサブスクリプション サービスは、ダイナミックなセキュリティ脅威に対抗する広範で高性能な統合プロテクション機能を提供しつつ、ITセキュリティ インフラの簡易化も実現します。フォーティネットの顧客には、米フォーチュン誌が選出する2012 Fortune Global 100の大部分を含む世界中の大規模企業、サービスプロバイダ、行政機関が名を連ねています。フォーティネットのフラグシップであるFortiGate製品はASICによる高速なパフォーマンスを誇り、アプリケーションやネットワークの脅威から保護する多層セキュリティ機能が統合されています。フォーティネットの幅広い製品ラインはUTMにとどまらず、エンドポイントからデータベースやアプリケーションなどの境界やコアに至る大規模エンタープライズのセキュリティを保護します。フォーティネットは本社をカリフォルニア州サニーベールに構え、世界中にオフィスを展開しています。

Copyright© 2013 Fortinet, Inc. All rights reserved. 「®」および「TM」マークはいずれも、Fortinet, Inc.とその子会社および関連会社の米国における登録商標および未登録商標であることを示します。フォーティネットの商標には、Fortinet、FortiGate、FortiGuard、FortiManager、FortiMail、FortiClient、FortiCare、FortiAnalyzer、FortiReporter、FortiOS、FortiASIC、FortiWiFi、FortiSwitch、FortiVoIP、FortiBIOS、FortiLog、FortiResponse、FortiCarrier、FortiScan、FortiDB、FortiVoice、FortiWebなどが含まれますが、これらに限定されるものではありません。その他の製品名およびサービス名等は、各社の商標である場合があります。フォーティネットは、本プレスリリース内の第三者に帰する声明、認可またはテストについては、検証を行っておらず、また、このような第三者に帰する声明を承認するものではありません。本プレスリリースは、保証または債務保証、または契約として一切拘束を受けるものではなく、記載された製品仕様または製品性能は、ある特定の環境や条件のもとで計測されていることがあります。また、本プレスリリースには、将来の見通しに関して不確実性および仮説を伴う記述が含まれている場合がありますが、本不確実性が現実になったり、あるいは本仮説が正しくないことが判明したりする場合、明文的あるいは暗黙的に記述された内容と異なる結果が生じることがあります。これには、サイバー犯罪活動の動向予測に関する記述などが含まれますが、これに限定されるものではありません。このような動向は予測することが困難であり、また、このような動向に関する公開予測や期待事項は結果として正しくないことがあります。フォーティネットは、このような将来見通しを改正する義務を一切負うものではなく、また改正を発行することもありません。