2013年6月4日
フォーティネットジャパン株式会社

  • 米国時間2013年5月28日に発表されたプレスリリースの抄訳です。

フォーティネット、新機能追加と新モデル投入で、ネットワークセキュリティ管理、レポーティング、ロギングを強化

フォーティネットの万能かつ適応力の高いネットワークセキュリティ管理ソリューションを拡大

高性能ネットワークセキュリティの世界的リーダーである、フォーティネット(Fortinet®、NASDAQ:FTNT)は本日、中規模から大規模企業、分散型企業、MSSP向けのFortiManagerおよびFortiAnalyzer製品に機能強化を行ったことを発表しました。これらの機能強化は、常に進化するビジネス要件、技術変化、動的な脅威動向に適応できる万能なセキュリティ管理ソリューションを求める企業のニーズに応えるものです。

FortiManagerはIT管理者が分散しているFortiGate、FortiWiFi、FortiAPのポリシーや設定を統合管理できるようにするアプライアンスです。また、FortiAnalyzerはロギング、レポーティング、分析を可能にするアプライアンスで、ネットワークの可視性を向上させ、コンプライアンスを強化します。各モデルにおけるシンプルな価格設定、機能多彩な技術と合わせ、さまざまなハードウェアやクラウドベースのオプションを提供しているため、企業ごとの要件に合ったソリューションを配置できます。

強力なソフトウェア強化

ファームウェアバージョン5.0.2のリリースの一環として、以下の新機能を追加しました。

FortiAnalyzer

  • Log Arrays:論理的なデバイスのグループ化を行い、収集したログデータや実行したレポートを閲覧する機能。
  • 新しいレポート群:クライアント・レピュテーション、Webフィルタリング、ダイヤルアップ/SSL VPNユーザー、PCI準拠のための機能。
  • レポートのインポートおよびエクスポート:異なる仮想管理(ADOM)やデバイス間でのチャートやレポートの可搬性を確保する機能。
  • 強化されたGUI:ログの閲覧、アラート条件の定義を行う機能。クエリのテストを支援するデータセットテスターも装備。

FortiManager

  • FortiGuardマネージメント タブ:コンテンツのセキュリティやFortiGuard Labsからのファームウェア アップデートの管理を可能にする機能。
  • 仮想管理(ADOM)の変更:ADOMのポリシーパッケージの変更の設定、閲覧、取消、比較を可能にする機能。
  • オブジェクト検索:特定のファイアウォールやポリシーオブジェクトがどこで使用されているかを見つけ出す機能。
  • 仮想アプライアンスのライセンス承諾機器数の増加により、追加料金なしで1日当たりのストレージやライセンス承諾機器数を増加。
  • 複数デバイスのクイックインストール:迅速に複数のデバイスにアップデートを行うことを可能にする機能。

こうした新機能とともに、FortiManager、FortiAnalyzerは常に進化するビジネス要件、技術変化、動的な脅威動向といった今日のネットワークが直面する問題に対処していきます。あらゆる規模の企業がこうした変化に適応し、自社のネットワークが今後進化していくなかで安全を確保できるセキュリティ管理ソリューションを必要としています。

新モデルと提供状況

新たなソフトウェア強化の導入に加え、フォーティネットでは管理製品群に新モデルを投入しました。

  • FortiAnalyzer-300D - 中規模企業を対象としたモデル。1日当たりのログ処理数最大15GB、ストレージは4TB。独立したロギング/レポーティング機器として、あるいはより大規模な分散型環境ではログ転送機器の働きをする「コレクタ」としても利用可能。
  • FortiAnalyzer-3000D - エンタープライズクラス(大規模企業向け)の設計。1日当たりのログ処理数最大150GB、ストレージは16TB。FortiAnalyzer-300D同様、FortiAnalyzer-3000Dは異なるモードで動作が可能で、多様な配備設定においての利用が可能。
  • FortiManager-300D - 中規模企業向けのアプライアンスであり、最大300台のFortiGate機器を管理することが可能。またFortiManager-300Dには、管理やレポーティング機能を統合させたいと考える、より小規模な企業のため、FortiAnalyzerのロギングおよびレポーティング機能も含む。
  • FortiManager-4000D - 何百というポリシーを実行し、最大4,000台のFortiGate機器を管理している大規模な分散型企業向けに設計されたアプライアンス。FortiManager-300D同様、FortiManager-4000DにはFortiAnalyzerのロギングおよびレポーティング機能を含むが、管理やレポーティング機能を統合させたいと考える中規模企業に合わせた設定となっている。

提供開始時期について

FortiAnalyzerおよびFortiManagerのファームウェアは、有効なサポート契約を結ばれているすべてのお客様に、アップデートとしてすでに提供が開始されています。FortiAnalyzer-300D、FortiAnalyzer-3000D、FortiManager-300DおよびFortiManager-4000Dは、2013年6月下旬より販売を開始する予定です。

フォーティネットについて (www.fortinet.com)
フォーティネットは(NASDAQ: FTNT)ネットワーク セキュリティ アプライアンスのワールドワイド プロバイダであり、統合脅威管理(UTM)のマーケット リーダーでもあります。フォーティネットの製品とサブスクリプション サービスは、ダイナミックなセキュリティ脅威に対抗する広範で高性能な統合プロテクション機能を提供しつつ、ITセキュリティ インフラの簡易化も実現します。フォーティネットの顧客には、米フォーチュン誌が選出する2012 Fortune Global 100の大部分を含む世界中の大規模企業、サービスプロバイダ、行政機関が名を連ねています。フォーティネットのフラグシップであるFortiGate製品はASICによる高速なパフォーマンスを誇り、アプリケーションやネットワークの脅威から保護する多層セキュリティ機能が統合されています。フォーティネットの幅広い製品ラインはUTMにとどまらず、エンドポイントからデータベースやアプリケーションなどの境界やコアに至る大規模エンタープライズのセキュリティを保護します。フォーティネットは本社をカリフォルニア州サニーベールに構え、世界中にオフィスを展開しています。

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