2013年7月31日
フォーティネットジャパン株式会社

  • 米国時間2013年7月23日にフォーティネットの子会社Coyote Point Systemsが発表したプレスリリースの日本語版です。

Coyote Point Systems、データセンター、中規模企業および大企業向けのアプリケーションデリバリコントローラ3機種を発表

最大15.0 Gbpsのスループットでクラス最高のパフォーマンスと価値を実現するEqualizer E470LX、E670LXおよびE970LXを、ネットワールドを通じて日本市場に投入
フォーティネットはネットワールドを支援し、Coyote Point製品のお客様を継続してサポート

エンタープライズクラスのアプリケーションデリバリ、ロードバランシング、およびアクセラレーションソリューションのリーディングプロバイダであるCoyote Point Systems(以下Coyote Point)は本日、アプリケーションデリバリおよびロードバランシング アプライアンスであるEqualizerの新機種、E470LX、E670LXおよびE970LXの販売開始を発表しました。ミッドレンジのアプリケーションデリバリコントローラ(ADC)であるこれらの新製品は、手頃な価格で最高のパフォーマンスを提供します。

フォーティネットのマーケティング担当バイスプレジデントであるJohn Maddisonは次のように述べています。「1998年以降、Coyote Pointはロードバランサおよび価値を追求したアプリケーションデリバリ アプライアンスのリーダーでありイノベーターであり続けています。本日発表したこれらの新製品で、Coyote Pointはその長年にわたるリーダーシップを維持し、中規模企業だけでなく、いまや大企業やデータセンターのお客様にも価値とパフォーマンスを提供するリーダーとしての存在感をはっきりと示しています」

Coyote PointのGXシリーズの後継機種にあたるLX ADCは、メモリ、CPU性能、ストレージ、ネットワークスループットが大幅に改善されています。LX ADCは、Coyote Pointの受賞歴のあるEQ/OS 10オペレーティングシステムの利点をいかして構築され、クラス最高のパフォーマンス、機能、価値を実現しています。

中規模企業および大企業を支えるハイパフォーマンス

Equalizer E470LXおよびE670LXは、eコマースや金融向けアプリケーションで安全な環境を必要としている中規模企業と大企業をターゲットとし、HTTPSトランザクションの処理要求が集中している場合でも容易に対処することができます。

E470LXは、レイヤ4で8.0 Gbpsのスループットを提供し、1秒あたり最大179,000のレイヤ7リクエストと29,000のHTTPSトランザクションを処理します。このパフォーマンス値は、他社のミッドレンジにおける最上位機種と同等でありながら、価格は大幅に低く設定されています。

E670LXは、増大したネットワーク帯域に対応するため2つの10ギガビットSFP+イーサネットポートを搭載し、レイヤ4のスループットは12.0 Gbpsで、1秒あたり最大336,000のレイヤ7リクエストと42,000のHTTPSトランザクションを処理します。また、E670LXの最大圧縮スループットは2.5 Gbpsで、CSSやJavaScriptのようなサービスに大きく依存するリッチコンテンツ アプリケーションの帯域幅要件を大幅に低減します。

データセンター パフォーマンス

Equalizer E970LXは、2つの10ギガビットSFP+イーサネットポート、ホットスワップ可能なデュアル電源、冷却装置およびリモートアクセスのためのLights-Outマネージメントを特徴としています。15.0 Gbpsのレイヤ4スループット、1秒あたり420,000のレイヤ7リクエストと56,000のHTTPSトランザクションを実現するE970LXは、ハイパフォーマンスのデータセンターや大企業向けに作られた初のCoyote Point製ADCです。

Coyote Point SystemsのCEOであるMichael Hayesは次のように述べています。「Equalizer E470LX、E670LX、E970LXは、フォーティネットによるCoyote Point買収後初の新製品リリースであり、Coyote Pointのブランド、製品ライン、お客様の発展に対するフォーティネットのコミットメントを表しています。ネットワークセキュリティにおけるフォーティネットのリーダーシップを活用することにより、当社はお客様が期待する機能と価値がある最高のアプリケーションデリバリ ソリューションを今後も提供し続けて参ります」

日本におけるCoyote Point製品の取り扱いは、株式会社ネットワールド(以下、ネットワールド)が総代理店として販売および製品サポートを提供しています。今後も日本においては、ネットワールドを通じてコヨーテポイント製品を販売し、フォーティネットはCoyote Point製品をお使いの日本のお客様が充実したサポートを継続して受けることができるように、ネットワールドを支援していきます。

フォーティネットジャパンの社長執行役員である久保田則夫は次のように述べています。「ロードバランサの老舗であるCoyote Pointの製品は、日本では10年以上にわたり、ネットワールド様に販売とサポートを展開していただいております。Equalizerシリーズは、ネットワールド様の積極的な販売及びマーケティング活動によって、パフォーマンスが優れた価格競争力のある中堅・中小企業向けの製品として認知されています。フォーティネットのディストリビュータでもあるネットワールド様には、二社の製品を扱うソリューション ディストリビュータとして、さらに重要な役割を担ってくれるものと期待しております」

Equalizer E470LX、E670LX、E970LXの日本における販売開始時期は、2013年秋以降を予定しています。

株式会社ネットワールドについて
株式会社ネットワールドは、ITインフラストラクチャのソリューション ディストリビュータとして、クラウド コンピューティング時代の企業IT基盤を変革する技術製品と関連サービスを提供しています。サーバー、ストレージやネットワーク、そしてアプリケーションやデスクトップの仮想化に早期から取り組み、次世代のITインフラストラクチャのあるべき姿をリードしています。
http://www.networld.co.jp/

Coyote Point社について
Coyote Point Systems社は、アプリケーションデリバリ、アクセラレーション、およびロードバランシングソリューションのリーダー企業です。IT担当者は、これら の製品を活用して、Webおよびアプリケーションサーバーを細密に制御できます。Coyote Point社のEqualizer、Equalizer OnDemand、EnvoyおよびVLB製品は、業界でも最も優れたパフォーマンス、価格、使いやすさを実現しながら、24時間365日のサーバーの高 可用性、最適化されたサーバーパフォーマンス、柔軟な拡張性、およびセキュアなアプリケーションとネットワークアクセスを提供しています。Coyote Point社はフォーティネットの100% 子会社です。

フォーティネットについて (www.fortinet.com)
フォーティネットは(NASDAQ: FTNT)ネットワーク セキュリティ アプライアンスのワールドワイド プロバイダであり、統合脅威管理(UTM)のマーケット リーダーでもあります。フォーティネットの製品とサブスクリプション サービスは、ダイナミックなセキュリティ脅威に対抗する広範で高性能な統合プロテクション機能を提供しつつ、ITセキュリティ インフラの簡易化も実現します。フォーティネットの顧客には、米フォーチュン誌が選出する2012 Fortune Global 100の大部分を含む世界中の大規模企業、サービスプロバイダ、行政機関が名を連ねています。フォーティネットのフラグシップであるFortiGate製品はASICによる高速なパフォーマンスを誇り、アプリケーションやネットワークの脅威から保護する多層セキュリティ機能が統合されています。フォーティネットの幅広い製品ラインはUTMにとどまらず、エンドポイントからデータベースやアプリケーションなどの境界やコアに至る大規模エンタープライズのセキュリティを保護します。フォーティネットは本社をカリフォルニア州サニーベールに構え、世界中にオフィスを展開しています。

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