2013年8月26日
フォーティネットジャパン株式会社

  • 米国時間2013年8月23日に発表されたプレスリリースの抄訳です。

フォーティネット、AV-Comparativesのアンチフィッシング テストでハイスコアをマークし、 ADVANCED+ の評価を獲得

高度なブロックパフォーマンスと低い誤検出率によってエンドポイント セキュリティ ソリューションがアワードを受賞

高性能ネットワークセキュリティの世界的リーダーである、フォーティネット(Fortinet®、NASDAQ:FTNT)は本日、AV-Comparativesが2013年7月に実施したアンチフィッシング テストで97%のスコアを獲得し(最高は100%)、ADVANCED+ の評価を獲得したことを発表しました。

AV-ComparativesのスタッフはフィッシングURLの特定と誤検出を対象に、世界各国の15種類のエンドポイント セキュリティ ソリューションとともに、フォーティネットのアンチフィッシング機能についてテストしました。このアワードにはADVANCED+、ADVANCED、STANDARD、およびアワードなしの評価があり、STANDARD、ADVANCED、ADVANCED+ を受賞したソリューションは、それぞれ「良い」、「非常に良い」、「極めて優秀」として評価されます。受賞に至らなかった製品は、テストの基準点に達するためにさらなる改良が必要であると判断されています。 過去のアワードの概要は、AV-Comparativesのウェブサイト(英語)でご確認いただけます。2012年7月21日時点のマルウェアセットが利用された2013年7月のテストは、187件のサンプルで構成されています。全体の報告(英語)についてはこちら(http://www.av-comparatives.org/anti-phishing-test/)をご覧ください。

FortiGate、FortiWeb、FortiMail、FortiCarrier、FortiCache、FortiClientなどの製品に採用されているアンチフィッシング テクノロジーは、フォーティネットのグローバルFortiGuard Labs リサーチチームが開発し、メンテナンスしているセキュリティサービ ススイートで、マルウェア脅威に対して業界トップクラスの高度な保護機能を提供しています。このテクノロジーは、フォーティネットのFortiOS 5の中核としても活用されています。

FortiOSのメリット

セキュリティが強化された専用のオペレーティングシステムであり、フォーティネットのすべてのネットワークセキュリティ プラットフォームの基盤となるFortiOSは、企業のインフラストラクチャの規模を問わず利用することが可能です。

保護の強化 - 持続的標的型攻撃(APT: Advanced Persistent Threat)に対抗するための高度な脅威保護 - FortiOS 5には、APTの検出と軽減を目的とするこれまでにない高度なモダンマルウェア検知システムが採用されています。業界で有効性が実証されているハイレベルなアンチウイルス シグネチャとともに、FortiOS 5は現在の最も危険なセキュリティ脅威に対処するための多層アプローチを提供しています。下記はその一部です。

  • FortiGuard Antivirus Engine:標準的なAV脅威の検知を行うほか、高度なヒューリスティックとサンドボックスの活用によって悪意ある動作を特定
  • FortiGuard Analytics:クラウドにおけるさらなる分析を目的にゼロデイ攻撃を特定
  • FortiGuard Botnet Database:IPレピュテーションに関する最新情報を格納し、リモートコマンド/制御通信を防止
  • Fortinet Web Filtering:URLのマッチングと高度なDNSベースのウェブフィルタリングを活用し、潜在的に有害なWebサイトを特定

フォーティネットのアンチウイルス エンジンの最も重要な機能は、暗号化やパッケージ化の行われているポリモーフィック型マルウェアの動作をリアルタイムで解読し、追跡できることです。APTの作成者が広く用いるこうした侵入手法によって、高度なマルウェアは検知エンジンを回避できるようになりますが、フォーティネットが未知の脅威の検知とブロックを目的に開発した独自のバイナリ エミュレーション エンジンでは、検知シグネチャの有無を問わず、新たなマルウェアや亜種を検知することが可能です。つまり、このエンジンでは強力なマルウェア脅威やAPTを検知することが可能であり、他のマルウェア対策製品では検知できないポリモーフィズムや暗号化などの高度な侵入手法が用いられている場合にも対応します。

世界をリードするセキュリティチームで構成されるフォーティネットのFortiGuard Labsは、脅威動向の監視のほか、お客様に対する最新脅威についての情報提供や脅威からの保護を実施しています。150名以上の専任リサーチアナリストで構成されるFortiGuardは、24時間365日体制で常にお客様を脅威から保護しています。新たな脅威に対するほぼリアルタイムでの保護に向けて、新たな第三者の脅威が検知されるとシグネチャは即座に更新され、詳細なセキュリティ情報が提供されます。また、アンチウイルス シグネチャ、侵入防御シグネチャ(IPS)、アンチスパム シグネチャの追加や更新は、通常で1週間におよそ140万件にのぼります。FortiGuardは過去3年間で150件を上回るゼロデイ攻撃を発見しているほか、民間/政府機関とも積極的に協働しています。

フォーティネットと競合するセキュリティ企業が、最新のマルウェア シグネチャを提供するのに社外のセキュリティ会社に依存しているのとは異なり、フォーティネットではFortiGate機器を導入する数十万の大規模な顧客ネットワークによって自発的に提供される分析データを活用しています。これによって脅威をすばやく発見し、わずか数分で世界中のお客様に最新のシグネチャを提供することが可能になっています。

フォーティネットについて (www.fortinet.com)
フォーティネットは(NASDAQ: FTNT)ネットワーク セキュリティ アプライアンスのワールドワイド プロバイダであり、統合脅威管理(UTM)のマーケット リーダーでもあります。フォーティネットの製品とサブスクリプション サービスは、ダイナミックなセキュリティ脅威に対抗する広範で高性能な統合プロテクション機能を提供しつつ、ITセキュリティ インフラの簡易化も実現します。フォーティネットの顧客には、米フォーチュン誌が選出する2012 Fortune Global 100の大部分を含む世界中の大規模企業、サービスプロバイダ、行政機関が名を連ねています。フォーティネットのフラグシップであるFortiGate製品はASICによる高速なパフォーマンスを誇り、アプリケーションやネットワークの脅威から保護する多層セキュリティ機能が統合されています。フォーティネットの幅広い製品ラインはUTMにとどまらず、エンドポイントからデータベースやアプリケーションなどの境界やコアに至る大規模エンタープライズのセキュリティを保護します。フォーティネットは本社をカリフォルニア州サニーベールに構え、世界中にオフィスを展開しています。

Copyright© 2013 Fortinet, Inc. All rights reserved. 「®」および「TM」マークはいずれも、Fortinet, Inc.とその子会社および関連会社の米国における登録商標および未登録商標であることを示します。フォーティネットの商標には、Fortinet、FortiGate、FortiGuard、FortiManager、FortiMail、FortiClient、FortiCare、FortiAnalyzer、FortiReporter、FortiOS、FortiASIC、FortiWiFi、FortiSwitch、FortiVoIP、FortiBIOS、FortiLog、FortiResponse、FortiCarrier、FortiScan、FortiDB、FortiVoice、FortiWebなどが含まれますが、これらに限定されるものではありません。その他の製品名およびサービス名等は、各社の商標である場合があります。フォーティネットは、本プレスリリース内の第三者に帰する声明、認可またはテストについては、検証を行っておらず、また、このような第三者に帰する声明を承認するものではありません。本プレスリリースは、保証または債務保証、または契約として一切拘束を受けるものではなく、記載された製品仕様または製品性能は、ある特定の環境や条件のもとで計測されていることがあります。また、本プレスリリースには、将来の見通しに関して不確実性および仮説を伴う記述が含まれている場合がありますが、本不確実性が現実になったり、あるいは本仮説が正しくないことが判明したりする場合、明文的あるいは暗黙的に記述された内容と異なる結果が生じることがあります。これには、サイバー犯罪活動の動向予測に関する記述などが含まれますが、これに限定されるものではありません。このような動向は予測することが困難であり、また、このような動向に関する公開予測や期待事項は結果として正しくないことがあります。フォーティネットは、このような将来見通しを改正する義務を一切負うものではなく、また改正を発行することもありません。