2013年8月28日
フォーティネットジャパン株式会社

• 米国時間2013年8月26日に発表されたプレスリリースの抄訳です。

高性能ネットワークセキュリティの世界的リーダーである、フォーティネット（Fortinet®、NASDAQ：FTNT）は本日、ハイパーバイザーレベルで、仮想ネットワークを通過するトラフィックのセキュリティを確保するPoC（Proof of Concept: 概念実証）について発表しました。この手法により、セキュリティ エンフォースメントのポイントは物理ネットワークでのトラフィックフローに直接存在する必要はなくなり、トラフィックが仮想ネットワーク層を通過する前にセキュリティ コントロールを実行することが可能になります。

具体的には、このPoCではVMwareの仮想化されたネットワーク環境でセキュアなトラフィックフローを見せて、物理的および論理的なワークロードでの通信セキュリティポリシーのエンフォースメントをハイライトしています。このPoCは、8月25日～29日にサンフランシスコで開催されるVMworld® 2013のフォーティネットのブース（# 642）で公開される予定です。

「これまで、セキュリティ コントロールは影響のある通信フローの経路上に直接存在する必要がありましたが、VMwareの統合によって設計がはるかに簡素化され、動的なポリシー管理が可能になっています」 フォーティネットで仮想化と管理を担当するプロダクト マネージメントのシニアディレクターであるElie Bittonはこう述べています。「今回のデモンストレーションによって、すでに充実している弊社の統合脅威管向けのVM製品ラインがさらに強化され、クラウドやSoftware-Defined Data Centerアーキテクチャ向けに、セキュリティ導入方法の新たな選択肢をお客様に提供することになります。新しいネットワーク仮想化プラットフォームであるVMware NSX™の活用によって、お客様がクラウドネットワークの仮想化を開始する中、弊社は仮想インフラストラクチャと物理インフラストラクチャにおける全体的なセキュリティを提供していきます」

Software-Defined Data Centerに移行する主要なIT組織では、最大限の俊敏性とサービス品質に応じて追加や削除が可能なソリューションが求められています。VMware NSXは、ネットワークを仮想化し、論理セキュリティやネットワークサービスのプラットフォームとして機能します。また、分散型のサービス フレームワークを活用することで、パートナーによるサービスの組み入れも容易にします。

VMwareのプロダクト マネージメント担当ディレクターであるMilin Desai氏は次のように述べています。「Software-Defined Data Centerへの移行が進む中、ネットワーク仮想化におけるセキュリティの自動化と簡素化を行うため、VMwareでは最高レベルのパートナーとセキュリティ エコシステムの連携を図っています。お客様のネットワーク仮想化に伴い、VMwareとフォーティネットは、スムーズなオペレーション、ITの効率化、事業継続性の確保に向けて協業していきます」

フォーティネットについて (www.fortinet.com)
フォーティネットは（NASDAQ: FTNT）ネットワーク セキュリティ アプライアンスのワールドワイド プロバイダであり、統合脅威管理（UTM）のマーケット リーダーでもあります。フォーティネットの製品とサブスクリプション サービスは、ダイナミックなセキュリティ脅威に対抗する広範で高性能な統合プロテクション機能を提供しつつ、ITセキュリティ インフラの簡易化も実現します。フォーティネットの顧客には、米フォーチュン誌が選出する2012 Fortune Global 100の大部分を含む世界中の大規模企業、サービスプロバイダ、行政機関が名を連ねています。フォーティネットのフラグシップであるFortiGate製品はASICによる高速なパフォーマンスを誇り、アプリケーションやネットワークの脅威から保護する多層セキュリティ機能が統合されています。フォーティネットの幅広い製品ラインはUTMにとどまらず、エンドポイントからデータベースやアプリケーションなどの境界やコアに至る大規模エンタープライズのセキュリティを保護します。フォーティネットは本社をカリフォルニア州サニーベールに構え、世界中にオフィスを展開しています。

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VMware、VMworld、VMware NSXはVMware, Incの米国および各国での商標または登録商標です。「パートナー」または「パートナーシップ」という言葉は、VMwareと他社との法的な協力関係を示すものではありません。