2013年12月12日
フォーティネットジャパン株式会社

  • 米国時間2013年12月9日に発表されたプレスリリースの抄訳です。

フォーティネットとSRIインターナショナル、SCADAに対するネットワークセキュリティ強化に向けて提携

高性能ネットワークセキュリティの世界的リーダーである、フォーティネット(Fortinet®、NASDAQ:FTNT)は本日、非営利独立研究機関であるSRIインターナショナル(www.sri.com)とともに、SCADA(監視制御システム)に対する分化型ネットワークセキュリティに関する研究を行うための戦略的提携に合意したことを発表しました。

SCADA - Supervisory Control and Data Acquisition (監視制御システム)とは原子力発電所、配電所、上下水道施設、石油ターミナル、化学プラントなどの重要なインフラストラクチャーや、大規模企業や工業部門企業における機械、装置、設備の管理に関連する重要なプロセスを監視、制御する特殊なコンピュータネットワークおよび機器のことです。

重要なインフラストラクチャーやSCADAに対するセキュリティは国家的優先課題であり、今年の初めにはオバマ大統領が重要なインフラストラクチャーのサイバーセキュリティ向上の重要性に関して大統領令を出しました。(http://www.whitehouse.gov/the-press-office/2013/02/12/executive-order-improving-critical-infrastructure-cybersecurityを参照)例えば、SCADAは大規模な工業施設の重要な機械に必要な冷却装置の稼働や原子力発電所における緊急停止の作動などに使用されています。こうしたシステムに関わるセキュリティ侵害は深刻な物的損害、混乱、金銭的損失をもたらす可能性があります。

SRIインターナショナルのプログラムディレクターとしてインフラストラクチャー セキュリティの研究開発プロジェクトの管理を行い、アメリカ国土安全保障省のサイバーセキュリティ研究開発センターに対するSRIインターナショナルのサポートを指揮するUlf Lindqvist博士は次のように述べています。「セキュリティ脅威は動的であり、セキュリティ防御も効果を出すためには動的である必要があります。フォーティネットと協力することで、SCADAネットワークおよびシステムに関わる実世界のセキュリティ問題に対し、スケーラブルなソリューションを開発していけるようになるでしょう。フォーティネットと力を合わせ、我が国の重要なインフラストラクチャーの保護に貢献できることを嬉しく思います」

SRIインターナショナルはSCADAの研究を牽引する組織として全国的に認められており、アメリカ国土安全保障省の科学技術局が設置するサイバーセキュリティ研究開発センターに対し、技術、経営、管理面でのサポートを提供しています。

フォーティネットのアメリカス セールス担当バイスプレジデントであるPete Brantは次のようにコメントしています。「この非常に重要な取り組みにおいて、SRIインターナショナルのような世界クラスの研究機関と提携したことを嬉しく思います。SRIインターナショナルの専門チームが持つ産業セキュリティに関する専門知識は大きな意味を持っています。SRIインターナショナルとの提携は、この重要分野の技術を発展させてSCADAやその他のクリティカルなネットワークをより良く保護することを目的としています」

フォーティネットについて (www.fortinet.com)
フォーティネット(NASDAQ: FTNT)は絶えず進化を続ける脅威からネットワーク、ユーザー、データを保護しています。高性能ネットワークセキュリティの世界的リーダーとしてフォーティネットは、パフォーマンスの劣化を招くことなく、企業や政府機関がスタンドアロン型のテクノロジーを統合することを実現しています。コスト、柔軟性、パフォーマンスに優れたフォーティネットのソリューションによって、最も重要なシステムやコンテンツを保護しつつ、新しい技術を取り入れてビジネスチャンスを活かすことができます。

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