2014年7月17日
フォーティネットジャパン株式会社

フォーティネット、802.11ac対応の無線LANアクセスポイントを日本市場に投入

ライセンスフリーでアクセスポイント単位のシンプルな価格設定による柔軟な導入オプションとUTM/無線コントローラの統合により、セキュアな無線LANソリューションを安価に実現

高性能ネットワークセキュリティの世界的リーダーである、フォーティネット(Fortinet®、NASDAQ:FTNT)は本日、企業の無線LANに堅牢なセキュリティを提供するセキュア無線LANソリューションに、802.11ac対応のアクセスポイント「FortiAP-221C」および「FortiAP-320C」を新たに製品ラインナップに追加し、日本での出荷を開始したことを発表しました。

フォーティネットのセキュア無線LANソリューションは、国内UTM市場10年連続シェアNo.1*のFortiGateに標準で内蔵された無線LANコントローラ機能を活用し、アクセスポイントのOS、設定、ステータスの一元管理を行います。さらに、無線クライアントのユーザー認証、デバイス認証、アプリケーション制御はもちろんのこと、FortiGateが提供するUTM機能を無線クライアントの通信に適用することによって、他社の無線LANソリューション、もしくはMDM/MAMソリューションでは困難だった無線LANから社内システムへのサイバー攻撃に対するプロテクションを実現します。FortiGateは有線、無線、リモートアクセスの統合したセキュリティポリシーの管理がきわめて容易に行えTCOを削減します。さらにアクセスポイント単位のシンプルな価格設定による柔軟な導入オプションにより、サイバー攻撃にも耐えうるセキュアな無線LANソリューションを安価に実現します。

「FortiAP-221C」および「FortiAP-320C」はIEEE 802.11a/b/g/n/acに準拠しており、2.4GHz b/g/nおよび5 GHz a/nの両帯域で動作します。80MHzチャンネルボンディング技術などを含む最新の802.11acテクノロジーをサポートしているこの2つのアクセスポイント製品は、802.11nと比較して280%のスループット向上を実現しています。

「FortiAP-221C」は、ホテルや学校の廊下などへの設置に理想的な煙探知器型の形状を採用した次世代アクセスポイントです。2x2 MIMO 2空間ストリームをサポートしており、最大で867Mbpsの無線アソシエーションレートを実現します。

「FortiAP-320C」は、最大限の耐障害性と無線ネットワークのアップタイムを実現する2つの冗長化したPoE Ethernet対応のインタフェースを装備しており、病院や工場などのミッションクリティカルな環境に理想的なアクセスポイントを提供します。このアクセスポイントは密閉型のデザインを採用しているため高温から低温まで幅広い温度環境で利用することが可能で、倉庫などの温度管理が行われていない環境に最適なソリューションを提供します。また、プレナム規格準拠のエンクロージャにより、オフィス環境の天井裏に設置することも可能です。このアクセスポイントは、強力な3x3 MIMOテクノロジーと3空間ストリームを活用して最大で1.3Gbpsの無線アソシエーションレートを実現します。

フォーティネットのセキュア無線LANソリューションは、FortiGateとFortiAPの組み合わせにより、ファイアウォール、IPS、アプリケーション制御、VPN、Webフィルタリング、ウイルス対策など、広範なセキュリティ機能とネットワーク技術をシームレスに統合し、社内ネットワークを保護します。1台のFortiGateで最大57,344(4096/blade)**のFortiAPを管理可能な優れた拡張性持ち、大規模な導入にも対応できます。また、比較的小規模の利用環境には、FortiGateにアクセスポイント機能を内蔵したFortiWiFiが適しています。FortiWiFiは、インターネットの接続機能(PPPoEの終端)、DHCPサーバ機能、ユーザーおよびデバイス認証機能、UTM機能、次世代ファイアウォール、無線コントローラ機能、アクセスポイント機能などを提供しています。そのため、従来、お客様が個別に導入していた、ブロードバンドルータ、ファイアウォール、LANスイッチ、アクセスポイントなどは不要となり、初期導入コストの削減と、運用コストの削減を実現します。FortiWiFiは、特に、少人数の事業所や小売業界などの多店舗展開に適した無線LANソリューションです。

  FortiAP-221C FortiAP-320C
ラジオ数 2 2
アンテナ数 4 (内蔵) 6 (内蔵)
対応する周波数帯(GHz) 2.4GHz (1-13ch)
5 GHz (W52/W53/W56)
2.4GHz (1-13ch)
5 GHz (W52/W53/W56)
送受信アンテナ:ストリーム数 2x2:2 ストリーム 3x3:3 ストリーム
スループット 2.4GHz (Radio1) : 300Mbps
5GHz (Radio2) : 867Mbps
2.4GHz (Radio1) : 450Mbps
5GHz (Radio2) : 1.3Gbps
インタフェース 1 x 10/100/1000 2 x 10/100/1000
PoE 802.3af 802.3af (冗長インタフェース)
マウントオプション 同梱 同梱

提供開始時期
「FortiAP-221C」および「FortiAP-320C」: 7月17日より出荷開始

* 出典: IDC's Worldwide Quarterly Security Appliance Tracker - 2014 Q1
** FortiGateのモデルとFortiAPの動作モードによって異なる

フォーティネットについて (www.fortinet.com)
フォーティネット(NASDAQ: FTNT)は絶えず進化を続ける脅威からネットワーク、ユーザー、データを保護しています。高性能ネットワークセキュリティの世界的リーダーとしてフォーティネットは、パフォーマンスの劣化を招くことなく、企業や政府機関がスタンドアロン型のテクノロジーを統合することを実現しています。コスト、柔軟性、パフォーマンスに優れたフォーティネットのソリューションによって、最も重要なシステムやコンテンツを保護しつつ、新しい技術を取り入れてビジネスチャンスを活かすことができます。

Copyright© 2014 Fortinet, Inc. All rights reserved. 「®」および「TM」マークはいずれも、Fortinet, Inc.とその子会社および関連会社の米国における登録商標および未登録商標であることを示します。フォーティネットの商標には、Fortinet、FortiGate、FortiGuard、FortiManager、FortiMail、FortiClient、FortiCare、FortiAnalyzer、FortiReporter、FortiOS、FortiASIC、FortiWiFi、FortiSwitch、FortiVoIP、FortiBIOS、FortiLog、FortiResponse、FortiCarrier、FortiScan、FortiDB、FortiVoice、FortiWebなどが含まれますが、これらに限定されるものではありません。その他の製品名およびサービス名等は、各社の商標である場合があります。フォーティネットは、本プレスリリース内の第三者に帰する声明、認可またはテストについては、検証を行っておらず、また、このような第三者に帰する声明を承認するものではありません。本プレスリリースは、保証または債務保証、または契約として一切拘束を受けるものではなく、記載された製品仕様または製品性能は、ある特定の環境や条件のもとで計測されていることがあります。また、本プレスリリースには、将来の見通しに関して不確実性および仮説を伴う記述が含まれている場合がありますが、本不確実性が現実になったり、あるいは本仮説が正しくないことが判明したりする場合、明文的あるいは暗黙的に記述された内容と異なる結果が生じることがあります。これには、サイバー犯罪活動の動向予測に関する記述などが含まれますが、これに限定されるものではありません。このような動向は予測することが困難であり、また、このような動向に関する公開予測や期待事項は結果として正しくないことがあります。フォーティネットは、このような将来見通しを改正する義務を一切負うものではなく、また改正を発行することもありません。