2014年7月29日
フォーティネットジャパン株式会社

フォーティネット、Amazon Web Services(AWS)にオンデマンド、Pay-As-You-Go型(利用時払い)のアプリケーションファイアウォール(WAF)を提供

クラウドプラットフォームFortiWeb-VMの拡張により、Webアプリケーションのセキュリティを強化。AWSで利用可能なSecurity-as-a-Serviceのライセンシングを強化し、コンプライアンス要件の遵守をサポート

高性能ネットワークセキュリティの世界的リーダーである、フォーティネット(Fortinet®、NASDAQ:FTNT)は本日、Amazon Web Services(AWS)で利用可能なWebアプリケーションファイアウォール(WAF)製品のFortiWeb-VMを拡張し、オンデマンド、pay-as-you-go型(利用時払い)のサービスを追加したことを発表しました。AWS向け FortiWeb-VMはAWSを利用している企業顧客のクラウドベースWebアプリケーションのセキュリティを強化し、またPCI DSS要件の遵守をサポートする製品です。

AWS向けFortiWeb-VMは、既存のBYOL(Bring Your Own License)オプションに加え、時間単位、年間単位の購入でシームレスにご利用いただくことが可能となりました。オンデマンド配信や、計測、請求、支払いの処理を統合して行うことが可能なAWSマーケットプレイス経由で、AWSカスタマーはAWSインフラストラクチャを使うのと同様にシンプルかつ柔軟性の高い形で「security-as-a-service」をご利用いただけます。この新たなオンデマンド、pay-as-you-go型サービスの大きな利点は、予測可能なコストモデルを提供しつつ、緊急のニーズに対応するためにソリューションを拡張できることです。AWSマーケットプレイスでの新たな年間サブスクリプションのオプションをご利用の場合、その12か月の料金を時間単位で計算した場合と比べ、CAPEX(設備投資コスト)を最大40%節約することが可能となります。

Amazon Web Servicesのクラウドコマース担当バイスプレジデントのTerry Hanold氏は次のように述べています。「年間単位、時間単位のサブスクリプションという形でAWS向けFortiWeb-VMがAWSマーケットプレイスで提供されるようになったことを嬉しく思っています。これによって、お客様は、AWSマーケットプレイスでFortiWeb-VMを容易に、そして迅速に購入できるようになり、AWS上で実行しているワークロードの保護の強化に役立てることができるでしょう」

FortiWeb-VMとは
FortiWeb-VMはクロスサイト スクリプティング、SQLインジェクション、バッファ オーバーフロー、ファイル インクルージョン、Cookieポイズニング、スキーマ ポイズニング、アプリケーション層およびネットワーク層両方におけるDoS攻撃など、Webアプリケーションを標的とする今日の脅威に対し、多層プロテクションを提供する製品です。

FortiWeb-VMはOWASP TOP 10のWebアプリケーション脆弱性からの保護だけでなく、IPレピュテーションサービスでボットネットアクティビティやその他ネットワーク上に見られる疑わしいアクティビティを特定し、自動化されたWeb攻撃からの保護も行います。

他の仮想Webアプリケーションファイアウォール製品と違い、FortiWeb-VMは自動かつ動的にユーザーアクティビティのプロファイリングを行い、許容するアクティビティのベースラインを構築します。また、リアルタイム データ分析機能の分析インタフェースを使用することで、企業はWebアプリケーションの利用状況を把握し、地理的な場所に要求をマッピングすることが可能です。

フォーティネットの仮想アプライアンスの利点
フォーティネットは主力製品であり受賞歴のあるFortiGateがAWSで利用可能になったことを今年はじめに発表していますが、本日の発表はそれに続くものです。また昨年は、FortiManager-VMとFortiAnalyzer-VMがAWSで利用可能になったことを発表しており、これにより一元的なセキュリティ管理や、エッジ、内部ネットワーク、リモートオフィス、コアデータセンターで稼働する、またはクラウドに展開されたすべてのFortiGateとFortiGate-VMのセキュリティ技術へのレポーティングの導入が可能になりました。

フォーティネットのマーケティング担当バイスプレジデントであるJohn Maddisonは次のように述べています。「本日のFortiWeb-VMに関する発表は、フォーティネットの幅広いクラウドコンピューティング製品群を拡充するだけでなく、AWSプラットフォームでお客様のWebアプリケーションを保護することに対する当社のコミットメントをさらに高めるものだと言えるでしょう。お客様はよりコスト面で柔軟性の高いクラウドベースの保護ソリューションを求めていました。それが利用可能になったことをここに喜んで報告させていただきます」

オンデマンド、Pay-As-You-Go型のFortiWeb-VMは、AWS Marketplaceでご購入いただけます。
詳しくは、https://aws.amazon.com/marketplace/ をご覧ください。

フォーティネットについて (www.fortinet.com)
フォーティネット(NASDAQ: FTNT)は絶えず進化を続ける脅威からネットワーク、ユーザー、データを保護しています。高性能ネットワークセキュリティの世界的リーダーとしてフォーティネットは、パフォーマンスの劣化を招くことなく、企業や政府機関がスタンドアロン型のテクノロジーを統合することを実現しています。コスト、柔軟性、パフォーマンスに優れたフォーティネットのソリューションによって、最も重要なシステムやコンテンツを保護しつつ、新しい技術を取り入れてビジネスチャンスを活かすことができます。

Copyright© 2014 Fortinet, Inc. All rights reserved. 「®」および「TM」マークはいずれも、Fortinet, Inc.とその子会社および関連会社の米国における登録商標および未登録商標であることを示します。フォーティネットの商標には、Fortinet、FortiGate、FortiGuard、FortiManager、FortiMail、FortiClient、FortiCare、FortiAnalyzer、FortiReporter、FortiOS、FortiASIC、FortiWiFi、FortiSwitch、FortiVoIP、FortiBIOS、FortiLog、FortiResponse、FortiCarrier、FortiScan、FortiDB、FortiVoice、FortiWebなどが含まれますが、これらに限定されるものではありません。その他の製品名およびサービス名等は、各社の商標である場合があります。フォーティネットは、本プレスリリース内の第三者に帰する声明、認可またはテストについては、検証を行っておらず、また、このような第三者に帰する声明を承認するものではありません。本プレスリリースは、保証または債務保証、または契約として一切拘束を受けるものではなく、記載された製品仕様または製品性能は、ある特定の環境や条件のもとで計測されていることがあります。また、本プレスリリースには、将来の見通しに関して不確実性および仮説を伴う記述が含まれている場合がありますが、本不確実性が現実になったり、あるいは本仮説が正しくないことが判明したりする場合、明文的あるいは暗黙的に記述された内容と異なる結果が生じることがあります。これには、サイバー犯罪活動の動向予測に関する記述などが含まれますが、これに限定されるものではありません。このような動向は予測することが困難であり、また、このような動向に関する公開予測や期待事項は結果として正しくないことがあります。フォーティネットは、このような将来見通しを改正する義務を一切負うものではなく、また改正を発行することもありません。