2014年11月21日
フォーティネットジャパン株式会社

フォーティネット、仮想アプライアンス版FortiSandboxで柔軟性のある高度な脅威保護とセキュリティ統合を提供

企業による高度脅威保護技術の導入が進む中、FortiGuard Labsによってサポートされているフォーティネットの高度な脅威保護サンドボックスソリューションの導入企業数が3,000を超える

高性能ネットワークセキュリティの世界的リーダーである、フォーティネット(Fortinet®、NASDAQ:FTNT)は本日、NSS Labsによるテストで99%という総合的なブリーチ検出率を達成したFortiSandboxが、仮想アプライアンスとしても利用できるようになったことを発表しました。

この仮想的で柔軟なフォームファクタにより、お客様は高度な脅威保護(Advanced Threat Protection)を実現するサンドボックスを、自社のインフラストラクチャや動的なデータセンター、地理的に離れた複数の場所へ容易に配備することが可能になります。最新のFortiSandboxには新たなAPIが搭載されており、フォーティネットのその他セキュリティソリューションとの統合がさらに強化されています。このAPIを搭載した初の製品はFortiMailであり、最新のソフトウェアv5.2でメール経由の攻撃に対する防御を、サンドボックス インスペクションを行う間はメッセージを保留することで高めています。インテリジェントな高度脅威保護ソリューションであるFortiSandboxは、FortiGuard Labsの研究によってサポートされています。今日の高度に巧妙化された攻撃から重要なデータを保護するため、すでに3,000以上のお客様にフォーティネットのサンドボックスをご利用いただいていますが、今後はこのソリューションの導入がさらに加速することになるでしょう。

フォーティネットのプロダクトマーケティング担当バイスプレジデントのTamir Hardofは次のように述べています。「巧妙化する持続的標的型攻撃(Advanced Persistent Threats)の高まりや、注目度の高いデータ漏洩事件が連続して発生していることから、企業ではかつてないほどセキュリティへの意識が高まっていることは間違いありません。お客様は非常に効果的で配備の容易なソリューションを求めています。FortiSandboxは、FortiGuard Labsの専門知識と革新を活用した効果的なブリーチ検出技術を、物理アプライアンスと今回リリースされた仮想アプライアンスで提供します」

仮想FortiSandbox: 高度な脅威保護をより多くのユーザーに

新製品のFortiSandbox-VMは柔軟性や可用性を高めることで、より多くの企業ユーザーの皆様に高度な脅威保護機能を利用していただくことを目的にリリースされた製品であり、スケーラブルなサンドボックス技術を容易かつ手頃な価格で配備することが可能です。フォーティネットはすでに、クラウドおよび物理アプライアンスのフォームファクタでサンドボックス製品を提供しています。

また、FortiSandboxは、サンドボックス インスペクションを行うためにメッセージを保留し、結果に基づいて措置を取ることが可能なFortiMailをはじめ、フォーティネットが提供している多くの既存セキュリティ製品と緊密に統合されています。今回の製品追加により、FortiSandbox、FortiGateなどのフォーティネット製品間の統合がさらに強化されます。

フォーティネットのパートナーであるITGのセールス&マーケティング責任者、Doug Marlin氏は次のように述べています。「FortiSandboxは、当社のお客様がAPT攻撃や他の不正行為を防御するためのセキュリティ戦略における重要な要素です。仮想フォームファクタのFortiSandboxが当社のお客様や潜在顧客の方々へ高度な脅威保護技術をネットワークセキュリティ インフラストラクチャに追加する事によって、さらなる重要なオプションを提供できるようになりました。これによりITGはより多くの方々にアプローチし、管理が容易でコスト効率の高いソリューションを求めている組織を獲得できるようになるでしょう」

FortiGuard Labs: 高度な脅威保護を実現

複雑化と多様化が進む脅威動向を考慮し、自社のネットワークセキュリティ インフラストラクチャに高度な脅威保護技術を組み入れるお客様が増えています。世界各国の3,000を超えるお客様がフォーティネットのサンドボックス ソリューションを導入しており、そのスピードが加速していることからもこの傾向は明らかです。

マルチベクトルのゼロデイ攻撃からの保護を行うFortiSandboxのような適応型の防御ツールなど、FortiGuard Labsは高度な脅威保護フレームワークの重要な要素を提供しています。フォーティネットのセキュリティ研究部門は、マルウェアやボットネットの監視、マルウェアのリバースエンジニアリング、シグネチャ生成、ゼロデイ攻撃解析など、幅広い研究分野を専門に行っており、進化する脅威動向を常に監視しています。

FortiGuard Labsが提供する脅威情報は、独立系のテスト機関であるNSS Labsが行った2014年ブリーチ検出システム比較分析において、FortiSandboxが「Recommended(推奨)」評価を獲得するのに貢献しました。このテストでFortiSandboxは99%という総合的なブリーチ検出率を達成しています。

FortiSandboxの特長

FortiSandboxはユニークな二重構造のサンドボックスです。単体のアプライアンスであらゆるプロトコルと機能の検証をサポートしており、さらにオプションとしてFortiGateとFortiMailとの統合が可能です。高度な標的型攻撃や他の脅威に対し非常に効果的な保護を提供する、手頃な価格の使いやすいソリューションです。豊富な脅威情報、行動につながる洞察、FortiGuard Labsとの情報共有を組み合わせることで、企業における侵害や漏洩のリスクを低減します。

最新版FortiMail

最新版のFortiMailはFortiSandboxとのより密接な統合を実現し、振る舞い検知エンジン、ニュースレターカテゴリなどの新機能を搭載することで、非常に高度なメールセキュリティを提供します。

提供開始時期

FortiSandboxの物理アプライアンスと仮想アプライアンス、クラウドサンドボックス、および最新版のFortiMailは現在入手可能です。

フォーティネットについて (www.fortinet.com)
フォーティネット(NASDAQ: FTNT)は絶えず進化を続ける脅威からネットワーク、ユーザー、データを保護しています。高性能ネットワークセキュリティの世界的リーダーとしてフォーティネットは、パフォーマンスの劣化を招くことなく、企業や政府機関がスタンドアロン型のテクノロジーを統合することを実現しています。コスト、柔軟性、パフォーマンスに優れたフォーティネットのソリューションによって、最も重要なシステムやコンテンツを保護しつつ、新しい技術を取り入れてビジネスチャンスを活かすことができます。

Copyright© 2014 Fortinet, Inc. All rights reserved. 「®」および「TM」マークはいずれも、Fortinet, Inc.とその子会社および関連会社の米国における登録商標および未登録商標であることを示します。フォーティネットの商標には、Fortinet、FortiGate、FortiGuard、FortiManager、FortiMail、FortiClient、FortiCare、FortiAnalyzer、FortiReporter、FortiOS、FortiASIC、FortiWiFi、FortiSwitch、FortiVoIP、FortiBIOS、FortiLog、FortiResponse、FortiCarrier、FortiScan、FortiDB、FortiVoice、FortiWebなどが含まれますが、これらに限定されるものではありません。その他の製品名およびサービス名等は、各社の商標である場合があります。フォーティネットは、本プレスリリース内の第三者に帰する声明、認可またはテストについては、検証を行っておらず、また、このような第三者に帰する声明を承認するものではありません。本プレスリリースは、保証または債務保証、または契約として一切拘束を受けるものではなく、記載された製品仕様または製品性能は、ある特定の環境や条件のもとで計測されていることがあります。また、本プレスリリースには、将来の見通しに関して不確実性および仮説を伴う記述が含まれている場合がありますが、本不確実性が現実になったり、あるいは本仮説が正しくないことが判明したりする場合、明文的あるいは暗黙的に記述された内容と異なる結果が生じることがあります。これには、サイバー犯罪活動の動向予測に関する記述などが含まれますが、これに限定されるものではありません。このような動向は予測することが困難であり、また、このような動向に関する公開予測や期待事項は結果として正しくないことがあります。フォーティネットは、このような将来見通しを改正する義務を一切負うものではなく、また改正を発行することもありません。