2014年12月5日
フォーティネットジャパン株式会社

Telefónica Global Technologyがヨーロッパ最大の統合データセンターの保護にフォーティネットを選択

スペイン大手通信事業者が迅速かつ安全で信頼性の高いサービス提供の実現にFortiGateを選択

高性能ネットワークセキュリティの世界的リーダーである、フォーティネット(Fortinet®、NASDAQ:FTNT)は本日、テレフォニカ社のグローバル情報システム運営管理部門であるTelefónica Global Technology(TGT)が、マドリードのアルカラデエナーレスにある統合データセンターの保護に、最終選考でチェックポイントと比較した結果、フォーティネットの技術を選択したことを発表しました。フォーティネットのFortiGateのキャリアグレードのシャーシ、FortiManagerの一元管理型セキュリティ管理、FortiAnalyzerのロギング&レポーティング アプライアンスが技術プラットフォームとして配備され、TGTのデータセンターにおける安全な仮想化環境の構築と管理を可能にします。これによりTGTのネットワークの安全性を高め、顧客に対してさらに幅広いサービスを提供することが可能となり、運用の合理化や支出の削減につながります。高い性能、拡張性、仮想機能、使いやすさが評価されたことから、フォーティネットのソリューションが選択されました。

テレフォニカ(スペインの証券取引所: TEF)は世界24か国で事業を展開し、3億1570万の顧客を抱える世界最大の通信事業者の1つです。テレフォニカはクラス最高の携帯電話ネットワーク、固定ネットワーク、ブロードバンドネットワークを提供するとともに、顧客に対して革新的なデジタルソリューションを提供しています。

2013年4月、テレフォニカはアルカラデエナーレスの科学技術パーク(TecnoAlcalá)にヨーロッパ最大のデータセンターを開設しました。このデータセンターは最高レベルの可用性とIT効率が認められ、Uptime InstituteによりTier IV Goldと分類されています。アルカラのデータセンターは企業にクラウドコンピューティングや大規模処理サービスを提供するとともに、Telefónica Global Technology(TGT)が所有する社内ITインフラストラクチャーのホスティングを行っています。

運営面およびコスト面における最適化の取り組みの一環として、TGTはヨーロッパの4つの主要データセンター(スペイン、イギリス、ドイツ、チェコ共和国)と、テレフォニカのコーポレート データセンターを新たにアルカラ データセンターとして統合することを決定しました。この意欲的なプロジェクトでは、統合データセンターに幅広いセキュリティソリューションを配備する必要がありました。このデータセンターのニーズに最も適したファイアウォールの選択に際し、TGTは主要なファイアウォールベンダーのソリューションの評価を行い、フォーティネットとチェックポイントを最終候補として選びました。

徹底した選考手続きの結果、テレフォニカは2013年半ば、このプロジェクトをフォーティネットに任せることを決定しました。高い性能、拡張性、仮想機能、使いやすさ、そして競合企業であるチェックポイントに比べて費用性能比が優れていることが評価されたためです。

テレフォニカのグループ企業であり、フォーティネットのGoldパートナーのTelefónica Solucionesがプロジェクトの遂行を任されました。

合計18台のFortiGate-5060シャーシがマドリードのアルカラおよびフリアンカマリロにあるデータセンターの9つのクラスターに配備されました。各シャーシには6つのブレードが搭載可能となっており、最大40Gbpsのファイアウォールスループットを実現し、TGTに最高の性能と拡張性を提供します。FortiGateの仮想ドメイン(VDOM)機能は、ネットワークのセグメンテーションに使用され、同じシャーシ内の複数の独立した仮想ファイアウォールのプロビジョニングを可能にします。

また、FortiManager-3000CとFortiAnalyzer-4000Bもそれぞれ2台ずつ配備されています。FortiManagerは物理ファイアウォールでも仮想ファイアウォールでも一元管理と構成が可能であり、FortiAnalyzerはイベントログを収集、保存、解析し、一元的なレポート作成を可能にします。

インターナショナル セールス&サポートのシニア バイスプレジデントであるPatrice Percheは次のように述べています。「2011年以来の取引開始以来、テレフォニカが当社の顧客であることを私たちは誇りに思ってきました。テレフォニカの統合データセンターの保護を担当するという今回の新プロジェクトは、フォーティネットの技術に対する信頼を反映するものだと言えるでしょう。大規模企業や通信会社がリソースを最適化するためにデータセンターを統合する傾向が見られます。こうした統合はセキュリティ性能や柔軟性という点で新たな需要喚起につながっています。フォーティネットはFortiGateプラットフォームで今後も革新し続け、性能と柔軟性どちらの点でも水準を高め、お客様の新世代データセンターに最高のセキュリティオプションを提供していきます」

フォーティネットについて (www.fortinet.com)
フォーティネット(NASDAQ: FTNT)は絶えず進化を続ける脅威からネットワーク、ユーザー、データを保護しています。高性能ネットワークセキュリティの世界的リーダーとしてフォーティネットは、パフォーマンスの劣化を招くことなく、企業や政府機関がスタンドアロン型のテクノロジーを統合することを実現しています。コスト、柔軟性、パフォーマンスに優れたフォーティネットのソリューションによって、最も重要なシステムやコンテンツを保護しつつ、新しい技術を取り入れてビジネスチャンスを活かすことができます。

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