2014年12月25日
フォーティネットジャパン株式会社

• 米国時間2014年12月15日に発表されたプレスリリースの抄訳です

高性能ネットワークセキュリティの世界的リーダーである、フォーティネット（Fortinet®、NASDAQ：FTNT）は本日、通信アクセスソリューションと製品の世界的なリーディングベンダーであるRADが、カスタマーエッジでの分散NFV（D-NFV: Distributed Network Functions Virtualization）ソリューションにおける最善のセキュリティ対策としてフォーティネットのFortiGate-VM仮想次世代ファイアウォールアプライアンスを選択したことを発表しました。この共同ソリューションはRAD D-NFVアライアンスから入手可能で、サービスプロバイダとマネージドセキュリティ サービスプロバイダ（MSSP）向けに設計されており、機能性に富んだ仮想セキュリティソリューションを企業やサービスプロバイダ向けに提供するフォーティネットの戦略において画期的なものです。

2013年9月、受賞歴のあるService Assured ソリューションの機能強化版として、RADは市場初投入となる分散NFV対応デバイスを発売しました。これらは仮想ネットワーク機能を提供するためにL2/L3 NIDを強力なx86プラットフォームと統合し、サービスプロバイダが新しい仮想化された機能性をカスタマーエッジで俊敏にコスト効率よく提供することを可能にします。RADの分散NFVソリューションにより、サービスプロバイダとマネージドセキュリティ サービスプロバイダは、オプションのサービスチェイニングを含む最新のネットワークとセキュリティ機能を最小限の先行投資で迅速かつ容易に展開することが可能となります。強力なサービス保証ツールにより優れたユーザー体験を実現することに加え、クラウドベースのサービスと仮想化を組み合わせた 柔軟なアーキテクチャを顧客のサイトに提供します。

フォーティネットのFortiGate-VMを組み合わせることで、RADの分散NFVエンジンはサービスプロバイダの顧客に物理・仮想およびハイブリッド環境における広範囲な脅威から保護する包括的な仮想セキュリティプラットフォームを提供します。これらの機能は顧客のニーズに応じて配置されますが、ウイルス対策、ファイアウォール、VPN、不正侵入検知/防御（IPS）、スパム対策、スパイウエア対策、Webフィルタリングおよびトラフィックシェーピングなどの機能が含まれます。電力会社や公共交通機関などで必要とされるミッションクリティカルな通信のための強固なセキュリティソリューションも利用できます。

フォーティネットのFortiGate-VMはFortiGuardサービスによって自動的に更新され、ウイルスやワーム、不正侵入、その他好ましくないネットワークトラフィックなど、電子メールやWebトラフィックを経由する最も有害なコンテンツベースの脅威から世界中24時間体制での保護を実現します。

FortiGate-VMはVMware、マイクロソフト社のWindows Server Hyper-Vおよびカーネルベースの仮想マシン（KVM）、Citrix XenServerなど、主要なハイパーバイザーをサポートしています。

RADのマーケティング&ビジネスディベロップメント担当バイスプレジデントであるUlik Broida氏は次のように述べています。「RADとフォーティネットは、フォーティネットのセキュリティプラットフォームをRADの分散NFVソリューションに統合するという、欧州電気通信協会（ETSI）によって認証された概念実証（PoC）の公開ライブデモをいち早く実施したイノベーターです。RAD D-NFVアライアンスを通じて、この共同ソリューションをお客様にご提供できるようになりました。高い信頼性を持ち、管理・維持が簡単で拡張性に優れた広範なセキュリティソリューションをお客様にご利用いただけます」

また、フォーティネットのインターナショナル セールス&サポートのバイスプレジデントであるPatrice Percheは次のように述べています。「RADの最新ソリューションとのフォーティネットの技術統合は、仮想化サービスの高い柔軟性を事業施設で活用しようと計画している企業のために次世代のキャリアグレードNFV構築を実現するサービスプロバイダとマネージドセキュリティ サービスプロバイダへのフォーティネットのたゆまぬコミットメントを明確に表したものです。フォーティネットは多くの通信事業者やサービスプロバイダのお客様に、自社セキュリティサービスの構築においてご利用いただいています。私たちは高い性能、仮想化、キャリアグレードのネットワーク機能とマネジメント機能の独自性に富んだ組み合わせにより、この分野における主要なセキュリティベンダーとして認められているのです」

RADについて
RADは通信アクセスソリューションと製品の販売を行う世界的な企業です。RADによるモバイル、ビジネスおよびホールセール サービスプロバイダ向けService Assured Access ソリューションは、競争力の向上を実現するよう設計されており、迅速なサービスで収入までの時間を最小限にし、ネットワークパフォーマンスの完全な可視化により運営の効率化を促進しQoE（サービスの品質）を高めて解約数を減らします。RADは分散NFV、MEFキャリアイーサネット2.0、レイヤ2とレイヤ3におけるパフォーマンスモニタリング、ハードウェアの小型化、パケット網での時刻同期化など、先端技術におけるリーディングカンパニーです。1981年に設立されたRADの設置実績は1,300万台を超え、世界中の中核的なオペレーターやサービスプロバイダと緊密に連携しています。RADは収益12億ドルのRAD企業グループの一員で、通信ソリューションの分野で世界的なリーダーです。

フォーティネットについて (www.fortinet.com)
フォーティネット（NASDAQ: FTNT）は絶えず進化を続ける脅威からネットワーク、ユーザー、データを保護しています。高性能ネットワークセキュリティの世界的リーダーとしてフォーティネットは、パフォーマンスの劣化を招くことなく、企業や政府機関がスタンドアロン型のテクノロジーを統合することを実現しています。コスト、柔軟性、パフォーマンスに優れたフォーティネットのソリューションによって、最も重要なシステムやコンテンツを保護しつつ、新しい技術を取り入れてビジネスチャンスを活かすことができます。

Copyright© 2014 Fortinet, Inc. All rights reserved. 「®」および「TM」マークはいずれも、Fortinet, Inc.とその子会社および関連会社の米国における登録商標および未登録商標であることを示します。フォーティネットの商標には、Fortinet、FortiGate、FortiGuard、FortiManager、FortiMail、FortiClient、FortiCare、FortiAnalyzer、FortiReporter、FortiOS、FortiASIC、FortiWiFi、FortiSwitch、FortiVoIP、FortiBIOS、FortiLog、FortiResponse、FortiCarrier、FortiScan、FortiDB、FortiVoice、FortiWebなどが含まれますが、これらに限定されるものではありません。その他の製品名およびサービス名等は、各社の商標である場合があります。フォーティネットは、本プレスリリース内の第三者に帰する声明、認可またはテストについては、検証を行っておらず、また、このような第三者に帰する声明を承認するものではありません。本プレスリリースは、保証または債務保証、または契約として一切拘束を受けるものではなく、記載された製品仕様または製品性能は、ある特定の環境や条件のもとで計測されていることがあります。また、本プレスリリースには、将来の見通しに関して不確実性および仮説を伴う記述が含まれている場合がありますが、本不確実性が現実になったり、あるいは本仮説が正しくないことが判明したりする場合、明文的あるいは暗黙的に記述された内容と異なる結果が生じることがあります。これには、サイバー犯罪活動の動向予測に関する記述などが含まれますが、これに限定されるものではありません。このような動向は予測することが困難であり、また、このような動向に関する公開予測や期待事項は結果として正しくないことがあります。フォーティネットは、このような将来見通しを改正する義務を一切負うものではなく、また改正を発行することもありません。