2016年2月18日
フォーティネットジャパン株式会社

フォーティネット、高度なサイバーセキュリティを提供するFortiGateのオペレーティングシステム最新版をリリース

FortiOS 5.4 は、内部ネットワークのセグメント化およびセキュアアクセスを提供し、ネットワークの管理と可視性の向上を実現する新機能を搭載

高性能サイバーセキュリティソリューションの世界的リーダーである、フォーティネット(Fortinet®、NASDAQ:FTNT)は本日、高度なサイバーセキュリティを提供するFortiGateのオペレーティングシステムFortiOSの最新版「FortiOS 5.4」を発表しました。FortiOS 5.4 は、内部ネットワークをセグメント化して攻撃を封じ込め、高度な脅威からネットワークを保護する新機能を搭載しています。

単一のサイバーセキュリティOSで攻撃サイクル全体に対処

調査会社ガートナーでは、「世界中で使用されるインターネット接続デバイスの数は、今年2016年には昨年比30%増の64億となり、2020年までに208億に達する」1と予測しており、脅威のスケールの急速な拡大によって、企業が直面するセキュリティ問題の急増が見込まれます。FortiOSは高度な脅威に対する防御の複雑さを解消しました。最新のコンフィギュレーションと優れた分析機能を備え、ワンクリックでの操作が可能なFortiOS 5.4を利用すれば、内部セグメンテーションファイアウォール(ISFW)およびセキュアアクセスアーキテクチャを導入して、ネットワーク境界に重点が置かれた従来型の防御を超えた、多層防御の強固なセキュリティ戦略を実施することができます。

フォーティネットの創業者であり、プレジデント兼CTOであるMichael Xie(マイケル・ジー)は次のように述べています。「新たな脅威が次々に生まれ、巧妙化が進む中、企業を取り巻くセキュリティ環境は厳しさを増しています。これらの脅威に対処するためには、パフォーマンスを損なうことなく、内部ネットワークのセグメント化を実現するセキュリティソリューションが必要です。FortiOS 5.4の最新機能を利用すれば、企業は社内ネットワークのセグメンテーション戦略を遂行し、万が一マルウェアがネットワーク内に侵入した場合にも、マルウェアを隔離し、問題を修正することができます」

FortiGuard モバイルセキュリティの新サービスを導入

FortiOS 5.4 では、FortiGuard Labs(フォーティガード ラボ)が提供する、モバイルマルウェアに関するサブスクリプションサービスを新たに導入しました。企業内におけるモバイル端末の使用は増加の一途をたどっており、サイバー犯罪者の主要な標的になっています。FortiOSはFortiGuard Labsの脅威インテリジェンスを活用し、モバイル端末に特化したインテリジェンス・フィードを常時受信することによって、Android、iOS、Windowsプラットフォームを標的とする脅威の出現から自動的に保護します。

FortiOS 5.4 の主な特長

  • ATP(高度な脅威保護)フレームワークとの統合:FortiClient、FortiMail、FortiSandbox、FortiWebのサービスからなるフォーティネットの ATPフレームワークとの統合により、脅威インテリジェンスを自動的に共有。直接または主な攻撃ベクトルを通じてネットワークを攻撃する脅威をワンクリックで減災。
  • ユーザーインターフェース(UI)の一元化:ユーザーインターフェースの一元化により、フォーティネット製品全体において、大局的な視点でのネットワークの管理と優れた可視性を実現すると同時に、より深い分析が可能となる。
  • FortiHeartbeatによる情報伝達:ネットワークトポロジーの詳細を視覚化。CSO(最高セキュリティ責任者)は、エンドツーエンドのポリシーの導入や内部セグメンテーションファイアウォール(ISFW)などのアーキテクチャ設計の策定に必要なデータや分析を入手できる。
  • インシデント対応:FortiOS 5.4は脅威を自動的に検知し、感染デバイスの隔離や感染ソースのブロックなど、ワンクリックでの対応が可能。インシデント対応チームは、脅威の特定と対応を効率良く行い、問題解決に要する時間を短縮できる。
  • Software Defined Networking (SDN)との統合:VMware NSX、Cisco ACIなどの主要なSDNソリューション向けにセキュリティコントロールを提供。

提供開始時期

FortiOS 5.4は現在入手可能です。OSのアップデートを希望されるお客様は、製品を購入いただいた販売代理店にお問い合せください。

1 Gartnerプレスリリース(2015年11月10日)「Gartner Says 6.4 Billion Connected "Things" Will Be in Use in 2016, Up 30 Percent From 2015」http://www.gartner.com/newsroom/id/3165317(英文)

フォーティネットについて (www.fortinet.com)
フォーティネット(NASDAQ: FTNT)は世界中の大規模企業、サービスプロバイダ、行政機関の最も重要な資産を守っています。フォーティネットがグローバルで提供するセキュアで高速なサイバーセキュリティソリューションは、動的なセキュリティ脅威に対抗する高性能な保護を幅広く提供しながら、ITインフラの簡易化も実現しています。フォーティネットのセキュリティソリューションは業界最高レベルの脅威に関する調査・情報収集・分析により強化されています。ネットワークセキュリティだけを提供するベンダーとは異なり、フォーティネットはネットワーク、アプリケーション、モバイルのいずれの環境においても、仮想化・クラウドか物理かを問わず、企業のセキュリティに関する最重要課題を解決します。フォーティネットの顧客は世界中で25万社を超え、大規模な企業・組織も含む多くの企業が、自社ブランドを守るためにフォーティネットに信頼を寄せています。
フォーティネットジャパンについては、www.fortinet.co.jpをご覧ください。

Copyright© 2016 Fortinet, Inc. All rights reserved. 「®」および「TM」マークはいずれも、Fortinet, Inc.とその子会社および関連会社の米国における登録商標および未登録商標です。フォーティネットの商標には、Fortinet、FortiGate、FortiGuard、FortiManager、FortiMail、FortiClient、FortiCloud、FortiCare、FortiAnalyzer、FortiReporter、FortiOS、FortiASIC、FortiWiFi、FortiSwitch、FortiVoIP、FortiBIOS、FortiLog、FortiResponse、FortiCarrier、FortiScan、FortiAP、FortiDB、FortiVoice、FortiWebなどが含まれますが、これらに限定されるものではありません。その他の製品名およびサービス名等は、各社の商標である場合があります。フォーティネットは、本プレスリリース内の第三者に帰する声明、認可またはテストについては、検証を行っておらず、また、このような第三者に帰する声明を承認するものではありません。本プレスリリースは、保証または債務保証、または契約として一切拘束を受けるものではなく、記載された製品仕様または製品性能は、ある特定の環境や条件のもとで計測されていることがあります。また、本プレスリリースには、将来の見通しに関して不確実性および仮説を伴う記述が含まれている場合がありますが、本不確実性が現実になったり、あるいは本仮説が正しくないことが判明したりする場合、明文的あるいは暗黙的に記述された内容と異なる結果が生じることがあります。これには、サイバー犯罪活動の動向予測に関する記述などが含まれますが、これに限定されるものではありません。このような動向は予測することが困難であり、また、このような動向に関する公開予測や期待事項は結果として正しくないことがあります。フォーティネットは、このような将来見通しを改正する義務を一切負うものではなく、また改正を発行することもありません。