2016年10月12日
フォーティネットジャパン株式会社

業界をリードするテクノロジーパートナーが、フォーティネットのオープンなセキュリティファブリックを採用

フォーティネット、オープンなエコシステムに対するコミットメントに基づき、マルチベンダーのソリューションにアクショナブルな脅威インテリジェンスを拡張

高性能サイバーセキュリティソリューションの世界的リーダーである、フォーティネット(Fortinet®、NASDAQ:FTNT)は本日、同社のセキュリティファブリックのオープンな属性のもと、新たな「Fabric-Ready Partner Program(ファブリック レディ パートナー プログラム)」と、FortiSIEMとの統合を発表しました。これにより、マルチベンダーのセキュリティソリューションに脅威インテリジェンスに対する可視性を提供します。

  • Fabric-Ready Partner Programはフォーティネットのテクノロジーアライアンスの堅固なエコシステムを基礎としており、補完的なソリューションにフォーティネットのセキュリティファブリックの機能を公開するものです。本プログラムのパートナー企業は、セキュリティファブリックとのテクノロジー統合の検証を行っており、一貫した相互運用性へのロードマップを共有することに対するコミットメントを表明しており、パートナーは市場開拓に向けたフォーティネットとの共同の取り組みから恩恵を受けることになります。
  • Fabric-Ready Partner Programには、Brocade, Carbon Black, Centrify, Nozomi Networks, Palerra, Pulse Secure, Qualys, Inc. (NASDAQ: QLYS), Tufin, UBIqube, VeriSign, Inc., WhiteHat Security, Ziftenなどが最初のパートナーとして参加しています。
  • セキュリティファブリックをマルチベンダー環境へとさらに拡張するため、フォーティネットのセキュリティインフォメーションおよびイベントマネジメント(SIEM)ソリューションであるFortiSIEMが、一元管理のSecurity and Network Operations Center(セキュリティ&ネットワーク オペレーションセンター)により、インフラストラクチャ全体における完全な可視性とアクショナブルなインテリジェンスを提供します。
  • フォーティネットのセキュリティファブリックの機能とインテリジェンスをオープンかつ協調的なパートナー&ベンダーソリューションのエコシステムで拡張することで、セキュリティ対策に隙間ができるのを防ぎ、お客様の既存インフラストラクチャの置き換えや、簡素化、統合を支援します。
  • オープンなセキュリティファブリックは単体として動作し、物理および仮想環境においてIoTからクラウドまで、インテリジェントなエンドツーエンドのセグメンテーションに必要なパフォーマンス、可視化、自動化を提供します。

フォーティネット、オープンかつ統合されたセキュリティソリューションを拡張

フォーティネットのFabric-Ready Partner Programは、オープンかつ統合されたセキュリティファブリックを提供するというフォーティネットのコミットメントを示すものであり、企業が既存の、あるいは新規のセキュリティテクノロジーと並行してフォーティネットのソリューションを配備する柔軟性を提供し、真に統合された保護を実現します。本プログラムは優れたネットワークセキュリティソリューションを一つにし、事前統合されたエンドツーエンドのサービスを配備準備の整った状態で提供し、企業顧客の皆様のテクニカルサポートの負担やコストを削減します。

たいていの組織は、ネットワーク内に複数のベンダーのセキュリティ機器を配備しています。セキュリティファブリックは、単純にサードパーティーのソリューションによるデータやトラフィックの収集、リダイレクトを可能にするだけではない統合性で、企業が投資をしている既存の機器を最大限に生かすことが可能です。フォーティネットのセキュリティファブリックと統合するパートナーソリューションは、脅威情報や緩和対策の指示を積極的に収集、共有することが可能となり、インテリジェンスを向上させ、全体的な認識を高め、末端から末端まで脅威への対処の幅を広げます。

フォーティネットは明確に定義されたオープンなAPI(Application Programming Interfaces)を開発し、パートナーの皆様がハイパーバイザーやSDNオーケストレーションコントローラ、クラウド内、サンドボックス内(ゼロデイ脅威検知のため)、ロギングおよびポリシー管理など、数多くの重要な統合ポイントでフォーティネットのセキュリティファブリックの一部となれるようにしています。

本プログラムの一貫として、パートナーの皆様は継続した相互運用性とロードマップのレビューへのコミットメントを表明し、ソリューションの検証を実施ました。また、Fabric-Readyのパートナーの方々は、フォーティネットと共同で行うマーケティングおよび市場開拓の取り組みから恩恵を受けることとなります。以下の新たなテクノロジーパートナーが、多様なAPI統合ポイントにおいてFabric-Ready Programに参加しています。

  • クラウド: Palerra, Verisign
  • エンドポイント & IoT: Carbon Black, Nozomi Networks, Pulse Secure, Ziften
  • 管理: Centrify, Tufin
  • SDNオーケストレーション: UBIqube
  • 仮想化: Brocade
  • 脆弱性管理: Qualys, WhiteHat Security

FortiSIEMがセキュリティファブリックの可視性とインテリジェンスをマルチベンダーのソリューションに拡張

マルチベンダーのセキュリティ環境のサポートに対するフォーティネットのコミットメントをさらに果たすべく、FortiSIEMが単一ソースとして、セキュリティファブリックやFabric-Readyのパートナー企業のソリューション、さらには100以上のサードパーティーのネットワーキングおよびセキュリティソリューションに対する可視性とアクショナブルなインテリジェンスを提供します。

FortiSIEMは、現在利用可能な従来のSIEMソリューションとは比にならない性能を提供し、Security and Network Operations Centerのアナリティクスと機能に対する一元管理を提供する唯一のソリューションです。FortiSIEMはガートナーが定義している従来のSIEM機能のすべてを提供するだけでなく、特許取得済みのリアルタイムアセットディスカバリーおよびアナリティクス、迅速な統合、マルチテナントアーキテクチャ、容易なアーキテクチャのスケールアウトで、さらにその機能を拡張しています。

FortiSIEMは、企業のインフラストラクチャを管理し、飛躍的に拡大を続ける今日の脅威動向からそれらを防御するのに必要なアクショナブルな脅威インテリジェンスと完全な可視性を提供できる唯一のソリューションです。

フォーティネットのプロダクト&ソリューション担当シニアバイスプレジデントであるJohn Maddison(ジョン・マディソン) は、次のように述べています。「孤立した状態のセキュリティ機器では、今日のサイバーセキュリティの課題を解決できないことは明らかであり、企業にはそれとは違うものが必要です。企業は、IoTからクラウドまで、マルチベンダーのネットワーキングおよびセキュリティソリューションに対するアクショナブルなアナリティクス機能を持ち、すべてが一元管理で提供されるような統合型のセキュリティを求めています。フォーティネットのセキュリティファブリックは、セキュリティを根本から考え直し、こうしたテクノロジーに対する考え方を形にしたものであり、脅威動向の一歩先を行くため、内部セグメンテーションや自動化されたユニバーサルポリシーなどのより戦略的なアプローチをお客様が実行できるようにしています。当社のパートナーエコシステムにセキュリティファブリックを公開することで、お客様の統合型セキュリティストラテジーへの移行を加速化させ、攻撃のライフサイクルを通してあらゆる課題に対処していきます」

フォーティネットについて (www.fortinet.com)
フォーティネット(NASDAQ: FTNT)は、世界中の大手企業、サービスプロバイダ、そして政府機関を守っています。フォーティネットは、拡大する攻撃に対するシームレスな保護とインテリジェンスを提供し、ボーダレスなネットワークでの、増え続けるパフォーマンスの条件に応じるパワーで、現在もまた将来も、お客様に貢献します。ネットワーク上でも、アプリケーションやクラウド、またはモバイル環境であっても、妥協することなく、極めて重大なセキュリティ上の問題に対応するセキュリティを提供できるのはフォーティネットのセキュリティファブリックのアーキテクチャだけです。フォーティネットは世界で最も多くのセキュリティアプライアンスを出荷し、世界28万以上のお客様がビジネスを守るためにフォーティネット に信頼を寄せています。
フォーティネットジャパンについては、www.fortinet.co.jpをご覧ください。

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