2017年11月17日
フォーティネットジャパン株式会社

フォーティネット、NSS Labsが実施した次世代侵入防御システム(NGIPS)のテストで「Recommended(推奨)」評価を獲得

長年のIPSテクノロジーへの投資とセキュリティファブリックのイノベーションによる優れたIPSパフォーマンス

高性能サイバーセキュリティソリューションの世界的リーダーであるフォーティネット(Fortinet®、NASDAQ:FTNT)は本日、NSS Labsが実施した最新の次世代侵入防御システム(NGIPS)のグループテストの結果を発表しました。今回のテストで、フォーティネットのFortiGate 600Dはセキュリティ有効性で99.7%を実現し、セキュリティバリューマップにおいて、保護されたスループットのMbpsあたりの総所有コスト(TCO)で最も優れた成績を収め、NSS Labsの「Recommended(推奨)」評価を獲得しました。

  • NSS LabのNGIPSレポートは、現在市場で提供されている侵入防御システムのセキュリティ有効性を測る最も包括的なテストであり、セキュリティを求めるお客様が実環境のパフォーマンスに基づいて最善のソリューションを選択するのに役立っています。
  • FortiGate 600Dは、セキュリティ有効性のスコアで99.7%を達成し、アクティブな脅威キャンペーンで使用されるライブ(リアルタイムの)攻撃の100%をブロックし、NSS Labsのエクスプロイトライブラリに登録された攻撃の99.45%を阻止しました。
  • NSS Labsのテストで使用された回避テクニックの100%を阻止することができたベンダーは4社のみでしたが、FortiGate 600Dもその1つでした。

侵入防御は重要だが、すべてのシステムが同じではない

パッチ未適用の脆弱性はあっという間に世界的規模で利用されてしまうという可能性が、最近のWannaCryやPetyaなどの攻撃により浮き彫りになりました。オペレーティングシステムやアプリケーション、ネットワーク上で実行される新たなデバイスの数はかつてないほど増え続けおり、最新のアップデートに後れを取らないよう熱心に努力を続けているITチームでさえ課題を抱えています。IPSソリューションは、新たに明らかになった脆弱性や高度な回避テクニックからの保護を提供すると同時に、様々なシステムをテストし、新たなパッチをプッシュするため企業が必要とする重要な時間を提供しますが、すべてのソリューションが同じに作られているわけではありません。

だからこそ、フォーティネットは広範な第三者テストや、ソリューションの検証に投資をしています。NSS Labsのような組織と連携することで、お客様が自身のビジネスを防御するのに最も有効なセキュリティソリューションを選択するために必要なデータを提供し、フォーティネットが今後もお客様のニーズを満たす最も有効かつ最高レベルのパフォーマンスを実現するサイバーセキュリティを提供していけるようにしています。


優れたセキュリティソリューションファブリックの統合性を活用した高いレベルのNGIPS保護

フォーティネットのセキュリティファブリックの拡張機能として、FortiGate IPSは高速で有効性の高いIPSエンジンに、回避テクニックやコンテキスト、レピュテーションに対するアウェアネスや、広範なアプリケーションおよびユーザー制御機能、高度な脅威検知、パフォーマンスを最適化したプラットフォームを組み合わせることで、スタンドアロンの次世代ソリューションのすべての要件を満たしています。

FortiGate IPSの機能は、フォーティネットのセキュリティファブリックとFortiOSを利用し、脅威ランドスケープに出現する最新の脅威やゼロデイ攻撃に対して、継続的に防御を行うリアルタイムのアップデートを提供します。専用のハードウェアとフォーティネットのSPU(Security Processing Unit)を搭載したFortiGate IPSは、企業ネットワークのスピードを落とさないパフォーマンスを備えたトップクラスのインライン保護を提供します。

NSS Labs 最高経営責任者のVikram Phatak氏は次のように述べています。「NSS Labsは、企業の方々が独立機関による実環境テストの結果に基づいて意思決定できることを重視しています。第三者機関によるテストへのフォーティネットのコミットメントは称賛に値します。フォーティネットは当社が行った2017年のNGIPSグループテストで「Recommended(推奨)」評価を獲得しており、セキュリティアーキテクチャを強化したいと考えるあらゆる企業において、素晴らしい選択肢であると言えます」

フォーティネットのプロダクト&ソリューション担当シニアバイスプレジデント、John Maddison(ジョン・マディソン)は次のように述べています。「現在、新たに発見された脆弱性は、ITチームのパッチ能力に勝るマシンスピードで利用されています。そのため、多くの企業が有効性の高いIPS機能を全体的なセキュリティアーキテクチャに統合しなければならない必要に迫られています。フォーティネットはあらゆる規模の組織が、攻撃対象領域におけるギャップを解消できるよう、150 Mbpsから最高120 Gbpsまでスケールするデバイスを提供しています。そして最新のNSS Labsの結果により、フォーティネットがこの10年維持してきたIPSテクノロジーにおけるリーダーの地位がさらに強化されました」

NSS Labsの2017年版NGIPSセキュリティバリューマップとテスト報告書は、こちらでご覧いただけます。


フォーティネットについて (www.fortinet.com)
フォーティネット(NASDAQ: FTNT)は、世界中の大手企業、サービスプロバイダ、そして政府機関を守っています。フォーティネットは、拡大する攻撃に対するシームレスな保護とインテリジェンスを提供し、ボーダレスなネットワークでの、増え続けるパフォーマンスの条件に応じるパワーで、現在もまた将来も、お客様に貢献します。ネットワーク上でも、アプリケーションやクラウド、またはモバイル環境であっても、妥協することなく、極めて重大なセキュリティ上の問題に対応するセキュリティを提供できるのはフォーティネットのセキュリティ ファブリックのアーキテクチャだけです。フォーティネットは世界で最も多くのセキュリティアプライアンスを出荷し、世界33万以上のお客様がビジネスを守るためにフォーティネット に信頼を寄せています。
フォーティネットジャパンについては、www.fortinet.co.jpをご覧ください。

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