モバイルマルウェア、ウイルスランキングでトップ10入り

確かにモバイルマルウェアはこれまで増えてきましたが、PCマルウェアに比べると少数派でした。しかし、それも変わろうとしています。先日、通常はPCマルウェアしか登場しない当ラボのウイルス活動ランキングのトップ10に、モバイルマルウェアが入ったのです。(嘆かわしくも)それを成し遂げたのは4.42%という普及率を記録したAndroid/Plankton.B!trです(普及率とは、一定の時間枠内の新たなヒット数をその同じ時間内のFortiGateのレポート数で割ったもの)。現在はPCマルウェアも含め、6番目に活動的なウイルスとしてランク入りしています。Plankton(別名Counterclank、NewyearL)は迷惑な広告を表示するマルウェアであり、ブラウザのホームページを変えたり、ブックマークやショートカットを付け加えたり、検索クエリを記録したりします。これをアドウェアと分類するアンチウイルスベンダーもあります。エンドユーザーにとって迷惑であることは間違いありません。そしてまだまだ広まっていっているのが実情です。

これは間違いなく、モバイルマルウェアの歴史における重大な節目と言えるでしょう。これを機に、皆さんもモバイルの世界に目を向けてください。

  • 5月には、私たちのもとに届いた新たなAndroidマルウェアの数は1日あたり約1,000でした。すでにものすごい数字です。そして衰えを見せるどころか、6月に私たちのもとに届いた新たなAndroidマルウェアの数は1日あたり1,200になりました。

  • PCの出荷台数が加速的に落ち込むなか、モバイルマルウェアの数は増加するだけでなく、PCマルウェアの数を上回るのは間違いないでしょう!

驚くべき数字をいくつか紹介しておきます。

  • 2013年7月には不正なAndroidサンプルの数は250,000以上に
  • 2013年第一四半期のPC出荷台数は7,900万(ラップトップを含む)
  • 2013年第一四半期の携帯出荷台数は4億1,800万。2億1,600万台のスマートフォンを含む。4,900万台のタブレットは除く。

モバイルマルウェア アナリストの皆さん、準備をしておいてくださいね。

- the Crypto Girl