消費者の行動をWi-Fiの詳細情報から理解する

今や誰もがオンライン検索やオンラインショッピングを利用する時代になりました。何軒もの店舗に出向いて価格を調べたり、その日の新聞広告でバーゲン情報を入手したりする必要はなくなり、多様なデバイスでインターネットに接続し、お気に入りの企業の製品のレビューを見たり、割引クーポンを手に入れたり、お買い得商品を調べたり、メール広告でタイムセールを知ったりするようになりました。

データ分析による消費者のニーズや志向の調査

テクノロジーの進化によって、企業が消費者の行動を追跡し、消費者が会社のオフィスや自宅のWi-Fiシステムへ接続しているのか、あるいは別の場所からWebサイトにアクセスしているのかを調査できるようになりました。データや分析の進化によって、消費者が購入した商品やサービスだけでなく、オンラインの閲覧履歴も把握できるようになりました。オンラインの追跡や分析を活用すれば、消費者が閲覧してまだ購入していない商品をオンライン広告に表示したり、電子メールで送信したりできます。そして、今あるデータを手がかりに行動パターンを分析し、そのパターンに基づいて、個人ごとにカスタマイズしたメッセージを作成できるため、消費者のニーズや志向に合わせた販売促進が可能になります。

製品/サービスの容易なアクセス/レビュー/購入を可能にすることの重要性

製品を閲覧する消費者の目的は、興味のある製品の価格や品質をチェックすることであり、製品を検索して評価する過程で製品やサービスに絞り込み、最終的に購入を決断することになります。購入する商品/サービスがスポーツイベントやコンサートの観戦であることもあり、その場合は、会場を去る前に意見を残してもらうようにして、それを追加情報として活用すれば、イベント参加者のカスタマーエクスペリエンスの向上に役立てることができるでしょう。消費者行動の分析は、Wi-Fi接続されたデバイスが情報の検索に使用されることから、消費者のニーズを企業が理解するのに役立ちます。消費者が店舗で買い物をする場合も、レシートをメールで送信して、販促につながるメッセージを挿入すれば、Wi-Fiの追跡/分析が可能になります。もちろん、新しい製品やサービスの情報を後日メールで送信するようにすれば、(メールを読んでもらうことで)顧客とのつながりが継続し、カスタマーロイヤルティの向上や将来的な商品の購入につながります。

Wi-Fiスポットの提供による店舗でのカスタマーエクスペリエンスの向上

顧客が購入を決断するには時間がかかるものです。購入に至るまでには、製品やサービスを吟味し、最安値を調査します。また、購入前に製品の評判を聞いて、自分の希望やニーズや合うことを確認します。購入プロセスでは、複数のオプションから自分のニーズに合うものに絞り込むため、最終的な購入までには、数時間から数週間を要すると考えられます。ナショナルオーストラリア銀行が発表した統計によれば、2015年1月までの1年間のオーストラリア人のオンライン購入額は、前年比9%増の166億ドルに達しました。しかしながら、これらのオンライン購入のすべてに自宅のコンピュータが利用されたわけではありません。外出先や店舗ももちろん含まれており、Wi-Fi経由の接続を利用する携帯電話やタブレットなどのインターネット対応デバイスの利用者も増加しています。

2014年6月には、オーストラリア人の成人の70%が携帯電話を使ってインターネットにアクセスしており、タブレットを使用する人は30%となっていると、ACMA(オーストラリア通信メディア庁)が報告しています。場所の移動、すなわち、ホットスポット経由で接続された近接する店舗間での移動が可能であれば、たとえば、モバイルデバイスを使ってコーヒーショップから近くの衣料品店へと移動して、気になる商品の価格をチェックできます。無料Wi-Fi接続の提供は、消費者を獲得する有効な手段ではありますが、ネットワークのセキュリティを確保して、顧客と提供側である企業の両方を保護する必要があります。

フォーティネットの情報によれば、80%の企業で1年以内に2件以上のデータ流出が発生しています。フォーティネットのファイアウォールは、次世代侵入防止システムによる優れたセキュリティ機能と性能を搭載しており、信頼できるセキュリティを提供します。フォーティネットのファイアウォールプラットフォームは、オンラインビジネスを手掛ける小売業のクライアントに安全な環境を提供します。エントリーレベル、ミッドレンジ、ハイエンドの豊富なラインナップから、ビジネスのタイプや予算に合わせて最適な製品をご利用いただけます。

ソーシャルメディアのメッセージやカスタマイズ広告が持つ顧客行動への影響力

トップオブマインド(特定の製品カテゴリを代表するブランド)としての認知度の向上は、広告やブランドイメージを使って消費者の心理に訴えることで購買行動に結び付けることを目標とする、長期的なアプローチです。消費者行動の分析は、メッセージを伝える方法や頻度を企業が判断し、広告費を投入する媒体を決定する際の貴重な手がかりになります。Twitter、Facebook、Instagramはいずれも、商品の感想や意見の投稿に広く利用されていることから、消費者に対して大きな影響力を持つようになりました。ソーシャルメディアを広告に活用することで、来店した顧客に最適なメッセージを送ることができます。Wi-Fi分析は、ソーシャルメディアを通じて、商品やサービスに関心を持つ顧客に適切なメッセージを伝えるツールであり、有効な手段でもあります。

Yelpなどのオンラインレビューサービスの購買行動に対する影響力

友人の意見は、肯定的であっても否定的であっても、大きな影響力を持つものです。BrightLocal.comが実施した2014年の調査によれば、88%の消費者が、オンラインレビューと知人の意見の両方の影響を受けると回答しました。そのため、会社に対する投稿されたレビューを分析すれば、その会社が取り組むべき改善点や、競争力向上につながるビジネスの方向性が見つかるはずです。この調査の結果は、90%近くの消費者が、特定の会社の商品やサービスの品質を知る手がかりとしてオンラインレビューを参考にしていることを示しています。そして、商品やサービスを契約あるいは購入するまでに、10件、時には最大20件のレビューを読むと回答しています。肯定的意見は会社の信用度向上につながり、否定的意見は購入を取りやめる大きなきっかけとなって、最終的には会社の売上にも影響する可能性があります。

CMO誌が発表した2015年7月の記事によると、72%の消費者が自宅のすべての部屋で高速インターネット接続を使用できることが重要だと考えています。また、この記事は、コンテンツに対する需要や、インターネット接続の目的が商品の購入、動画の視聴、学校の課題の調べ物、サービスの検索、または友人との連絡のいずれであるのかについても分析しています。多くの消費者に受け入れられる商品を提供することを最終目標とする企業にとって、消費者行動の分析には、とても大きなメリットがあります。

Consumers Credit Unionのマーケティング担当者であるLynne Jarman-Johnson氏はCMO誌によるインタビューで、「お客様は、使いやすい商品やサービスを提供してくれる企業に親しみを感じるものです。ですから、使いやすさを追求することで、商品やサービスが評価されるようになり、信頼できるブランドとして認知されるようになります」と述べています。

テクノロジーに対する多様なニーズに対応するフォーティネットの製品とサービス

Wi-Fi分析処理などのカスタマーエンゲージメントツールは、プレゼンス分析ソリューションの基礎として、ロケーションベースだけにとどまらない、詳細の分析を可能にします。また、ソーシャルWi-Fi機能を備えており、統計分析と高度なカスタマーエンゲージメントエンジンを組み合わせて利用できます。これらのツールで得られた結果を活用することで、顧客に購入を促したり、新規顧客を獲得したり、関連製品の購入を提案したりできます。

フォーティネットは、2015年のNetwork World Middle East Awardを獲得した高性能ネットワークセキュリティソリューションに加え、フラグシッププラットフォームであるFortiGateを始めとする、物理/仮想アプライアンスで構成されるサービスによって、オンラインセキュリティ/ネットワーキング機能を提供します。FortiOSは、セキュリティ/ネットワーキング機能を統合する基盤となる、フォーティネット独自のオペレーティングシステムです。

フォーティネットの次世代侵入防止システムは、優れたセキュリティ機能と性能を搭載しており、より強固なセキュリティを提供します。2015年、テキサス州オースティンにあるNSS LabsがフォーティネットFortiGate-1500Dのテスト結果の報告書を発表しました。この調査では、試みられた攻撃の99.2%がFortiGate-1500Dによって阻止されたことが明らかになりました。FortiGateは、ネットワークの脅威から企業を保護し、小売業のお客様に安全な環境を提供することで、収益源の保護と顧客からの信頼獲得を実現します。